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2018年9月

2018年9月28日 (金)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20180928)

Yoruwokakerusonbi20「밤을 걷는 선비」(夜を駆けるソンビ)」20巻(ソウル文化社)。完結。原作조주희(チョ・ジュイ)。作画担当は한승희(ハン・スンヒ)。19巻の記事はこちら
※先ず毎度同じ、しかしこれが最後のお断わりですが、邦題は「夜を歩く士(ソンビ)」が通用していますが、私のこだわりで「駆ける」で最後まで通します。
※これまたいつもの、そして最後の前口上ですが、ゾンビではない、日本では士大夫ともいう、在野の地主で教養人、人格者でもあり、名士とか名家の旦那をさす。

決戦の日食は続く。ヤンソンは生きていた。キィが常用していた薬に予め毒を盛っていたらしい。ヤンソンが噛まれる直前に、キィは血を吐いた。決戦時には全身に毒が回っていた。決戦に、美女スウヒャンもソンヨルに加勢する。最後に老王に一矢報いようと飛び掛かったキィだったが、自分に良くしてくれた亡き王子に変身し、歴代の王達を幻視して、老王の胸に抱かれようとして、太陽光に焼かれ消滅してしまう。
一方、ソンヨルは、ヤンソンを始めとして、皆が布を被せて助かった。
決戦は終わり、日食は明け、ヤンソンとソンヨルは山に籠って暮らし、王子は王に即位。以前から出てる虎狩人か護衛兵か隠密かよく分からない人は、あくまで宮廷に雇われた狩人だった。数年後に、宮廷を出た狩人が山にヤンソンを訪ねると、ソンヨルとの間に男子を成していた。ソンヨルは日中は山中を放浪し、夜になると館に帰ってくる生活をしていた。
さらに時を経り、ヤンソンが亡くなると、ソンヨルは、やはり不死のスウヒャンに息子を頼むと文を送って山に姿を消した。
スウヒャンは青年となったソンヨルとヤンソンの息子の前に現れ、人間の世界に彼を誘うのだった。
※原作者チョ・ジュイの後書き漫画は、これまでの紙漫画からウェブ誌への掲載媒体の激動など時代の変化を振り返り、最後の謝辞を描いて本当に完結。
※また一つ長期連載の純情漫画が終わった。美しく妖艶な絵と壮絶なバンパイアアクション、娯楽性たっぷりのドラマ展開。何も不満はなかった。面白かった。

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2018年9月19日 (水)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20180919)

Lovelyugly2「러블리 어글리(Lovely Ugly)」2巻。이시영(イ・シヨン)作。大元CI。1巻の記事はここ
1巻の記事で書き忘れたこととして、ドラマの主な舞台は、大学生達のシェアハウス。2巻ではこのシェアハウスのオーナーも登場。シ・ソンジュンさん33歳。どうやらハウスの一階で学生相手のカフェも営業しているらしい。
やはり1巻の記事では「圧倒的な情報量」とあいまいな形容をしたが、2巻ではさらに、ヒロインのイ・ルナ自らのセリフで、さらに具体的な解説(?)が語られた。ルナがなぜカップルマネージャーとなれるのか。なんと、小学生の頃から彼女の眼には、カップルと成り得る男女を見ると二人の関係が文字通り「人物相関図」として今後の関係の矢印、人物の性格や関係を指す単語が目に見えるのだ。ドラマの解説サイトなどに掲載されるあの相関図そのものだ。何という人を食った設定(笑)。※今時のSFなら情報分析映像とか色々理屈付けするところだがそういうもっともらしい?設定は一切なし。
だが、今回ばかりは、シ・ナモン先輩(男)とジュ・エリ先輩(女)の間に人物相関図が見えず、イ・ルナ自身とシ・ナモンとの間に人物相関図が見えてしまった。さらにジュ・エリと幼馴染のマ・ルハンの間にも人物相関図が見えてしまう(こちらは現段階ではマ・ルハンからジュ・エリへの一方的な片想いのようだが)。
この状況にイ・ルナが早々とカップル・マネージャー役を諦め、親友コ・チヨンの積極的な押しもあってジュ・エルとシ・ナモンに、ルナ自身のナモンへの気持ちを告白。だがジュ・エルは既に二人の視線や表情で気が付いていて、サバサバとしたものだった。
だがその一方で、ルナとナモンの相関図にはなぜかルナには「Lovely」ナモンには「Ugly」という形容が現れた。この「Ugly」と何か?というところで続く。

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2018年9月16日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20180916 )

Sori2「대답하세요!  프라임 미니스터(お答えください!プライムミニスター=総理)」2巻。임주연(イム・チュヨン)。大元CI。一巻の記事はこちら
一巻の記事で書いたことを再記するが「展開を読んでいくと、同性愛であることに関するタブー、白眼視ネタは皆無。つまり、LGBTはすでに浸透して、マイノリティ意識はない、その意味で理想の世界なのだ。」さらに感想の締めとして
「※読者としての私は、果たしてこれは性的マイノリティの現実に対するアンチテーゼ、理想社会を追求していくのか、あくまで二人のBLに収束するのか、政治的スリラーとのバランスをどう描くか、この作品は見掛け以上に挑発的な注目作かもしれないと期待している。」
と書いておいたが、2巻分では、仕掛け人、ヘレン前首相は、健康診断と称して?さっさと入院。そしてベンジャミン・ノエル新首相は、女王陛下に謁見。この女王も就任したばかりで若かった(笑)。でもってノエルと二人でVサインで自撮り。
※ここに小さく、さりげなくVサインで写真撮らせた政治家の始まりは、かのチャーチル英国首相だった、と蘊蓄が入った。
ここから先は、ノエル達の行動を通じて、英国議会に関する蘊蓄が続いているといってよい。※日本ではほとんど報じられる機会のない、おそらく英国マニアしか知らない政治慣習が描かれていて、これはこれで結構面白いのだ。
ストーリーとしては、昼間は、トーマス・カーディナル労働党党首との議会内での緊張感あふれる丁々発止の政治の駆け引き、夜は首相官邸内ので二人のイチャイチャ。間にはトーマスがマスコミの前を堂々とノエルが待つ官邸に表玄関から入っていく場面もあり。
二人の各々のスタッフ、閣僚、なんとか補佐官、探りを入れる政治記者等も次々登場、老若男女、黒人もいる。
※つまり理想的な民主主義的展開、二人の「敵」となるような組織、差別的な人物は全然見つけられない。
しかし遂に最後に事件勃発。ノエルではなく、ヘレンが入院している病室が爆発。この病院前に見舞いに来ていたノエルが秘書の制止も聞かずに、院内に飛び込んで行ってしまった、ノエルの安否やいかに?そして、ヘレンの秘書であり、現共和党補佐官の一人ベアトリスのスマホにはメッセージが届く「あなたがこれを聞いているということはあなただけは無事だったということね。英国を頼むわ」

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