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2018年11月11日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20181111)

Hanagatiredo2「花が散れども」2巻。송 하(ソン・ハ)作。大元CI。1巻の記事はこちら。しかし、大きな勘違いを私はしていた。王ラアンの行脚が主人公イノクの育った地に入って、イノクと弟が再会したら、「姉さん」と呼び掛けた。イノクは女だったのだ。あえて言い訳するならそれだけ性差を意識させる描写は少ないということだ。それがわかって1、2巻のキャラクターの輪郭線を見直すと近衛兵の隊長ファヨンは女だし、近衛兵達は男女混成。王を補佐する6神官も老若男女だ。
さて、ラアンと呼ばれる王(2巻の表紙)は、世襲ではなく、ネパールの生き仏ダライ・ラマのように転生する神王制度らしい。イノクの話を通じてイノクの今は亡き祖父が知恵者で、民の寒くなった居住環境を改善する仕組みを考案していたことを知り、イノク等が暮らす村に入ると今はイノクの弟が住む家に投宿することになった。
キャラクター達もなかなか立っている。侍従長サンホはラアンに一番近い同行者で若いがかなり頭の切れる男で性格温厚。ラアンと同郷でラアンが神王の転生者として発見される以前から幼馴染。
6神官の一人、長い髪を振り乱す若い男で宮中儀礼の総監担当なのに気難しい上に口が悪くて奇行も目立つウンス。サンホとウンスは所謂悪友らしい。
サンホとウンスその他の6神官も含めたこの国の権力者たちは思惑は色々だが、この神王制度にはかなりクール、危機感は共通のようだ。
2巻では、行脚を続けるラアンが出身地の村に入ると、若い男達に襲われる。理由はやはり土地が寒くなって収穫が落ちている不満からだった。これも結果としてイノクが攻撃の最初の一撃を防いだ。
※作者の描写技術はソフトな線で、脇役は釣り目でまだ韓国漫画の類型だが、ほほ問題ない水準だろう。今後の展開は、民には「神としての王」に対し国土の寒冷化の不満が広まりつつある、この国の王制の運命は?、イノクと王の関係は?というところか。架空世界の時代劇といっても通常の中華圏風宮廷ものとはかなり違うのでやや地味だがユニークさが興味深い。

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