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2019年6月

2019年6月25日 (火)

私の選んだ #韓国の現代SF小説 その3

Photo_20190625222901「위대한 침묵」(偉大なる沈黙)해도연(ヘ・トヨン)小説集より
「위그드라실의 여신들」(ユグドラシルの女神たち)

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私の選んだ #韓国の現代SF小説 その2

Photo_20190624223501「여성작가SF단편모음집」(女性作家SF短編アンソロジー)より
「바이센테니얼 비블리오필」(バイセンテニアル ビブリオフィル)전혜진(チョン・ヘジン)
※チョン・ヘジンは韓国の純情漫画「Liberté 리베르떼 (リベルテ)」「Lady detective(レディ ディティクティヴ)」などの原作担当者でもある。





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私の選んだ #韓国の現代SF小説 その1

Photo_20190624215501「옆집의 영희 씨」정소연 (「隣のヨンヒさん」チョン・ソヨン小説集)
収録作より代表作「우주류」(宇宙流)と表題作「隣のヨンヒさん」は中央大学のシンポジウムのレジュメで既訳だったので
「앨리스와의 티타임」(アリスとのティータイム)。
続いて、
「마산앞바다」(※마산は馬山で地名だが問題は앞바다の方で「沖合」という既訳もあるのだが私は思うところあって「馬山内海」と訳して読んだ)





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2019年6月12日 (水)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190612)

Concours11「더 콩쿠르 the concours (ザ・コンクール)」11巻。정설화(チョン・ソルファ)作。ソウル文化社。10巻の記事はこちら。フランス仕込みの新鋭の韓国青春漫画。
最終審査に残った3人は、アン・ホギョン、ソン・ウィジュ、チョン・シャオ。しかし10巻で、主人公の高校生안호경(アン・ホギョン)のヴァイオリンをチラ見した、胡散臭いヴァイオリンコレクターが、裏で図った。取材記者がコンクール主催者ダンカン・オーヘイの関係者がホギョンにヴァイオリン貸与、つまり便宜を図ったと騒ぎ立てた。これがバイオリン工房のイ・ヒャンギを指している訳だ。ヒャンギはコンクール優勝者に提供されるヴァイオリンの前の所有者である故人チェギョンの実妹だからだ。
審査員は、これは審査に影響はないと判断したが、次回のホギョンに、このヴァイオリン貸与は禁じると発表した。
これで困ったホギョンの前に再び、このコレクターが現れ、ヴァイオリン貸与先を世話しようと提案してきたのだ。※これが狙いだったらしい。読者から見ると、不穏なところだが、結果的にホギョンに貸与業者を紹介してくれたのは彼の師匠だった。
※サブエピソードとしては、その他の競演者、挑発的なドナ・レボは演奏中、観客を本当に挑発して「魅」せる。天才肌のアントン・ローゼンウィーラーは楽しそうだし実力は最高だが余りにマイペースでオーケストラとの共演に不向き。ソン・ウィジュは全身汗だくで腕の激痛に苦しみ耐えながら、スーツの上着すら腕への負担とばかり脱ぎ捨て演奏を全うする。だが、イ・ヒャンギは「私は愛する人達の力にすらなれない」と失意から立ち直れないまま・・・。



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2019年6月 9日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190609)

Simuchon12「심청(「沈清」=シムチョン)」第12巻。完結。イ・ソヨン(이소영)作。タイトルは、韓国では誰でも知ってる儒教道徳説話「沈清伝」の主人公の名前。親孝行娘の代名詞。内容は日本語でも直ぐ調べられる。11巻の記事はこちら
11巻で、スウが自分の血をつけたかんざしでイアン=ヘユンを刺す。すると龍の鱗の甲冑が消え失せた。だが目覚めたヘユンは「ソル、あなたは言ったな、香炉は私(=ヘユン)のものだと」
しかし、ソルはまだ香炉をヘユンに渡す訳にはいかない。ソルもヘユンも龍の力で世界を自分の足元にひれ伏せさせたい。
スウが今度は、イアン=ヘユンの身を庇う。それを見てシムチョンが今度はためらわず投げつけた龍の剣がスウとイアン=ヘユンを串刺しにした。さらに現れた西海龍王が剣を引き抜き、ソルを刺す。
これでソルは止めをさせるが、イアン=ヘユンは、スウの血が注ぎ込まれたので、ヘユンは死んでもイアンはまた再生できるというのだ。
後日イアンは目覚めたが、シムチョンは父親を捜すこと、北海龍王の娘の転生として龍と李王との盟約を結ばねばならず、西海龍王の力でもう一度時間を跳ぶ、だが、父にはどうしても会えない、ソルが死ぬ直前、そういう絶対に解けない呪いをかけたのだ。龍の力に目覚め転生を繰り返してシムチョンの前に現れた李王は、シムチョンの中に残る龍の力で最後の一度、自分の戻りたい時を選び跳べと促す。
シムチョンの深層心理(?)が選んだのは、物語の一番最初、父親と別れる前、龍王のいけにえになる前だった。
今度は道を決して誤らない、そう決意してシムチョンは行動を開始する。旅中の李王に出会い、悪の花の種子をその体内から取り除き、再び縁がイアンと出会わせ、お互いの愛を確かめ、再び旅立ち、蓮の花に乗り、間違いなく東海龍王の使いとして李王の前に現れ、西海龍王を公然と人々の面前に呼び込み、白昼堂々と人と龍の交渉が始まるのだ。
※以下シムチョンの独白を拙訳で抄訳を試みてみる「敵は隠れている時が強い。だが既に姿を現した敵はもう恐ろしい存在ではない。ソル、あなたが付け入るスキはもうどこにもない」「今度こそ完全な勝利の戦いが始まる」(完結)
※種々、論理と呪術のアクロバットな展開合戦だったが、シムチョンの知恵と勇気と自由を巡る戦いを活写したといっていいだろう。作者イ・ソヨンの今後のさらなる新作を期待しよう。

 

 

 

 

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2019年6月 1日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190601)

Crosstheline「cross the line(크로스 더 라인)」1巻。ソウルメディアコミックス刊。허윤미(ホ・ユンミ)作。
※うかつなことに全然気づかなかったが、「ソウル文化社」はいつの間にか「ソウルメディアコミックス」に社名変更していたらしい。
※「당신만의 앨리스(あなただけのアリス)」のホ・ユンミの新作。
尊属殺人での服役を終えて出所してきた女性、은하연(ウン・ハヨン)は、教導所(刑務所)前でいきなり拉致された。さらった連中は大手サラ金会社で12年前の両親の債務の支払いを引き継ぐことを求めてきたのだが、裏社会の組織でもあるらしい。しかし、この連中、人のいいところもあって、彼女の不幸を憐れんでか、別に何かを課したり強制することもなく、表紙に描かれている、組織の、強面のまだ若い常務が自分のマンションにウン・ハヨンを住まわせ、秘書以下部下達が面倒を見始める。まだ登場人物の因縁、背景は不明。
この連中がハヨンの身の回りの世話をする場面はコメディだが、挿入されるハヨンの過去は、幼女時代からの親のネグレクト、虐待シーンがリアルで実に痛い。作者の後記によると、今まで時代劇が続いていたが初の現代劇連載で、ヒロインを再起不能な不幸のどん底から始める、と張り切って抱負を語っている。
※この手の話のお約束は、このクールな常務の内なる愛で彼女は幸せになる、という展開の筈だが、どうなるか、注目。


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