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2019年6月 9日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190609)

Simuchon12「심청(「沈清」=シムチョン)」第12巻。完結。イ・ソヨン(이소영)作。タイトルは、韓国では誰でも知ってる儒教道徳説話「沈清伝」の主人公の名前。親孝行娘の代名詞。内容は日本語でも直ぐ調べられる。11巻の記事はこちら
11巻で、スウが自分の血をつけたかんざしでイアン=ヘユンを刺す。すると龍の鱗の甲冑が消え失せた。だが目覚めたヘユンは「ソル、あなたは言ったな、香炉は私(=ヘユン)のものだと」
しかし、ソルはまだ香炉をヘユンに渡す訳にはいかない。ソルもヘユンも龍の力で世界を自分の足元にひれ伏せさせたい。
スウが今度は、イアン=ヘユンの身を庇う。それを見てシムチョンが今度はためらわず投げつけた龍の剣がスウとイアン=ヘユンを串刺しにした。さらに現れた西海龍王が剣を引き抜き、ソルを刺す。
これでソルは止めをさせるが、イアン=ヘユンは、スウの血が注ぎ込まれたので、ヘユンは死んでもイアンはまた再生できるというのだ。
後日イアンは目覚めたが、シムチョンは父親を捜すこと、北海龍王の娘の転生として龍と李王との盟約を結ばねばならず、西海龍王の力でもう一度時間を跳ぶ、だが、父にはどうしても会えない、ソルが死ぬ直前、そういう絶対に解けない呪いをかけたのだ。龍の力に目覚め転生を繰り返してシムチョンの前に現れた李王は、シムチョンの中に残る龍の力で最後の一度、自分の戻りたい時を選び跳べと促す。
シムチョンの深層心理(?)が選んだのは、物語の一番最初、父親と別れる前、龍王のいけにえになる前だった。
今度は道を決して誤らない、そう決意してシムチョンは行動を開始する。旅中の李王に出会い、悪の花の種子をその体内から取り除き、再び縁がイアンと出会わせ、お互いの愛を確かめ、再び旅立ち、蓮の花に乗り、間違いなく東海龍王の使いとして李王の前に現れ、西海龍王を公然と人々の面前に呼び込み、白昼堂々と人と龍の交渉が始まるのだ。
※以下シムチョンの独白を拙訳で抄訳を試みてみる「敵は隠れている時が強い。だが既に姿を現した敵はもう恐ろしい存在ではない。ソル、あなたが付け入るスキはもうどこにもない」「今度こそ完全な勝利の戦いが始まる」(完結)
※種々、論理と呪術のアクロバットな展開合戦だったが、シムチョンの知恵と勇気と自由を巡る戦いを活写したといっていいだろう。作者イ・ソヨンの今後のさらなる新作を期待しよう。

 

 

 

 

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