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2019年7月 7日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190707)

Sori4「대답하세요!  프라임 미니스터(お答えください!プライムミニスター=総理)」4巻。임주연(イム・チュヨン)。大元CI。3巻の記事はこちら
3巻の記事に付けた感想を再掲する⇒※どうやらこの漫画は、愛と政治を無関係にはしないが、全てが政治性を帯びながらプライベートに政治対立を持ち込まないし、同性愛も含めた現代社会のマイノリティ問題を理想的に克服しつつある世界観と言ってよさそうだ。BLに留まらない、大人のエンターテインメントに仕上がることを期待している。
と書いておいたが、このプライベートと政治ドラマの「せめぎあい」がタイトに迫ってくる。今回はエピソードは、主人公、首相のベンジャミン・ノエルの母、オペラ歌手のレオノーラ・ノエルと家の財政を在米で仕切る、ノエルの妹、エルウィン・ノエルが登場。ベンジャミン・ノエルの両親の出会いから始まり、ノエルの実家で女王陛下とノエルとトーマス・カーディナル労働党党首の乗馬。そして馬小屋でベンジャミンとカーディナルのセックス。並行してベンジャミンの秘書、マリーズ・リューが首相宅で盗聴装置発見。以前に出た保安責任者はベンジャミン自ら処分。ヘレン前首相、共和党党主の地元選挙区、つまり共和党の票田にトマス・カーディナルが乗り込み、そのカリスマ的魅力で一日で地元有権者の心をつかみ、補欠選挙で労働党候補当選。一方でベンジャミンは、トマスと対立して労働党を離脱した女性議員レティシア・スウィフトを単身で訪問「来年総選挙でトマスを撃つ狙撃手」として説得、共和党に入党させる。
さらに一方で(笑)、レオノーラ・ノエルはトマスに、息子ベンジャミンの天性の人に好かれようとする才能が両刃の剣である=自分の受ける愛の代償に他者を不幸にしかねないことを語る、だから家を守ることはエルウィンに任せたのだというのだ。※今後への心理的伏線か?
補欠選挙結果の出た夜、トマスはベンジャミンに、「あなたとの契約は終わりにしてほしい」という言い回しで二人の恋の終わりを宣言するのだが・・・。
※本当に、いつもながらおなか一杯になるようなエピソード群だが、この作者の軽妙洒脱なタッチでスムーズに展開するのだ。しかも作者後記漫画で
『ようやくここまで来たが、ここからが本当の始まりです』と或いはクライマックスか?と思った読者に対して実に意欲的な宣言。



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