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2020年1月11日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20200111)

Hanagatiredo4 「花が散れども」4巻。송 하(ソン・ハ)作。大元CI。3巻の記事はこちら。4巻の表紙はヒロインのイノクの幼馴染のクムワ(発音はクマに近いと思われる=금와)。私は3巻の感想で、一方民の間でも動きがある。天体観測などの技術や知識を独自に国外から入手、学んだ人々が何かオンランの気象状況の危機を知ったらしい、と書いたが、その民の一人がクムワなのだ。彼は村の知識人から密かに状況を聞いてイノクを通じて、生き神ラアンに謁見を依頼し、これが通った。だが彼はただ「民を愛しておられますか」と問うだけだった。ラアンは当然だと答えるが。クムワの眼は?その真意は?ただ仲間たちに「最後に確かめたかった」というだけだった。
最早苦悩するのはラアンや民草だけではない、ラアンを支える六神官たちも同様だった。会議中、奇行で知られた若いウンスが明言する「皆さん、同じことを考えているでしょう。次のラアンを決める時ではないのか」と。生き神の転生者を探す(決める?)時なのか。
イノクもラアンの脇で忠誠を尽くすだけに、ラアンへの苛立ちを隠せない。自分は力になれないのか。自分に何を遠慮なさっているのか?と直接疑問をぶつける。ラアンは「人間としての『私』の身はもう終わりなのだ」と。
※私は3巻の感想の最後にも書いたが、王権神授国家の終焉が気候の変化(寒冷化のようだ)と王の神通力(その真偽や組織の腐敗云々ではなく)の明確な弱体化を通じて、社会機構の変化を促す様を群像劇としてじっくりと描くようだ。極めて地味な展開だが、私には興味深い味わいのある作品だ。

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