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2020年1月21日 (火)

本感想: #南河国物語 #濱野京子 作 #Minoru 絵 静山社

Photo_20200121214301驚いた。といっても、あの濱野京子が中華風ファンタジーだからではない。濱野京子が中華全般に造詣があるのは知る人ぞ知る、現代中国絵本の翻訳書もあるぐらいだし。さらに下世話なネタだが刊行が「ハリポタ」の出版社でも驚く程の事ではない。
サブタイトルが「暴走少女、国をすくう?の巻」本当に救ったのかは読んでのお楽しみだが、私事で、昨年秋には出ていた本書を読了するのをここまで引っ張ってきたのが悔やまれる程面白かった。
軽妙な語り口で展開する物語は、利発な小娘が舌先三寸で父親から周囲の大人達、為政者までもあれよあれよという間に手玉に取って動かしていく・・・で最後まで一気に読まされてしまったのに驚いた。
これまでの濱野京子の小説なら何度も立ち止まるように頁を繰る手が止まり、想起するところがあるのが私の常だったからだ。
こんな調子のいい話と語り口に徹したのは、この作家の新境地かもしれない。
※だが、それでもあえてうがった読み方をしたくなるのだが、これは今時の新書(ノベルズ)で氾濫する若い人向けのファンタジー小説に対する皮肉かもしれない。

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