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2020年3月

2020年3月15日 (日)

#韓国の漫画 #韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20200315)

Tiara21「Tiara(ティアラ)」21巻。原作이윤희(イ・ユニ)。漫画카라(カラ)。ソウル文化社。20巻の記事はこちら。食事をしながら、リューン帝国皇太子サンレーは記憶をなくしたマイアにミアと仮名を付け、特に交渉もせず、それで終わりだったが、その後も食事や部屋を提供して、やがて二人は結ばれた。しかし魔法陣が再度開き、アジェンド帝国軍が現れると、これを警戒したマイアは自ら魔法陣の開いた絶壁に身を投じた。これでマイアが死んだとリューン帝国側は思っていた。
アジェンド帝国皇帝・フェイロン国王は、フェイロンに入って、フェイロン国王第一王子アーセルスと対面。アーセルスはホムンクルスを召還できなくなったとだけ打ち明け、騎士の力を失ったことは明かさなかった。皇帝は彼の保護を確約したが、その真意は不明。
リューン帝国では、18巻でも暴れた、皇帝妃、第二王子サンホの実母がまたしても動き出す気配。
ヒロイン、フェイに16巻に登場した古の神が会見を申し入れてきた、この神はリューン帝国の創成期の神々の生き残りらしい。未来の可能性の全てを見る力があるが普段から目隠しをしている。彼女がフェイに言うには、フェイは本来不幸になる未来しかなかった。そこにアジェンド帝国の神官の子、キスチェルが介入し、フェイの運命は変わった。一度死んだキスチェルや、義妹サセニア王女(セヌー)が生き返ったのもフェイの幸福の為だというのだ。ならば自分が望む限り二人は死なない、と思うフェイだが・・・。
続いてはアルメイアに逃れた女性護衛騎士クレンシア・カストリスの過去が描かれる。幼くして母親を亡くし後見人を失ったが騎士としての才能をこれまた偶然出会ったマイアに見いだされてカストリス家もアルメイア王国もを出て、アジェンド帝国の護衛騎士となった。
そして、クリスチャン・カストリスの邸宅に滞在中のフェイの妹サセニア王女(セヌー)の所に、アルメイア王国の錬金術師が自分の作ったホムンクルスを売り込んできた。性格が極めて傲慢という問題があるというが、そこに例のリューン帝国皇帝妃が差し向けた刺客が襲い掛かり、これを撃退したことで能力は認められた。少女型で名は、イプニア(이프니아)。
セヌーに刺客が差し向けられた事態を聞いた、リュ―ン帝国の、元々セヌーを拉致しかつ助けた、元王族の現暗殺者=유영(ユヨン)=通称黒王は、皇妃に食って掛かる。ここで彼は警告する「大人しくしていないと、いつあなたの親友のようになるかもしれませんよ、貴・妃・殿・下」と。※またしても新しい伏線めいたセリフが追加された。
後記解説は、アジェンド帝国皇帝の皇族家系図と皇位継承権の解説。※韓国では現実でも家系図を巡る記述の緻密さは相当なもので、私は個人的にこの手の話はいつも持て余す。だが、ここでの解説のポイントは、この物語の同帝国の次期正統皇帝継承権者は、家系としてはアーセルス、フェイロン国第二王子アキ(アーケランス)、フェイ、セヌーの4名に絞られる。しかもフェイは儀式を受けていない、アーセルスは騎士の力を喪失中、セヌーは公式にはまだ死亡したことになっている。同帝国の皇位継承にも乞ご期待と原作者自ら引きで締めている。

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2020年3月 8日 (日)

#韓国の漫画 #韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20200308)

Vampiretoshokan11「뱀파이어 도서관(=ヴァンパイア図書館 Vampire Library)」11巻。이선영(イ・ソニョン)作。鶴山文化社。9巻の記事はこちら。※10巻を飛ばしてしまったのに気が付かなかった(恥)しかし読めてしまったので(笑)記事を書いておく。
カベルの回想で、遂に最初のイブとの出会いの物語。カベルの眠る森で出会った白い髪と肌、赤い眼のイブは村人と行商をして生活していた。
イブ自身が暮らす村は場所が秘密で、そこには白い肌=アルビノの人ばかりが暮らしていた。アルビノは迷信でどこでも迫害されていたのでこうして秘密の集落を作り、ひっそりと生活していた。村長の老婆はアルビノは十回転生して、十回探しに来たものを伴侶とする運命なのだと、にっこりと笑いながら語り聞かせた。カベルとイブは愛し合うが、イヴを含めてアルビノの村人が全員惨殺された。イブは「約束よ。私を探して。愛してるわ」と言い残してカベルの腕の中で死んだ。※実はここの描写が極めて微妙で、イブの血の匂いが呼び覚ましたカベルの「突然変異の始まりだった」という一文が挿入されていて、カベルの二重人格が発現して、村人を殺した、と思わせるのだ。
舞台は現代に戻り、図書館で「二番目の美食家」リリス=LILITH=릴리트=実は彼女が殺した妹=何代目かのイブの名=とカベルの正面対決が始まった。最初はマノにもリリスの弱点が見えなかったが、彼女がいつも被っているベールを気にする仕草とマノに向ける視線で気付いた。弱点は肉体そのものではなく、白く染めた髪にコンプレックスがあったのだ。ベールをマノが取り去ったら、あっけなく意気消沈してしまった。
※残るは、リリスが帯同した司書ルイの弟と、ルイと司書オリビアのコンビのバトルだが、この弟のエピソードは10巻のチェックをする必要がありそうなので、10巻を読んで記事を書く時にする。




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2020年3月 7日 (土)

#韓国の漫画 #韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20200307)

Tiara20「Tiara(ティアラ)」20巻。原作이윤희(イ・ユニ)。漫画카라(カラ)。ソウル文化社。19巻の記事はこちら。※長いブランクを吹き飛ばすかのようにどんどん新刊が出る。既に21巻も購入済みだ。相変わらず新設定、伏線も矢継ぎ早に繰り出されるので要約に苦労する。
キスチェルが生き返った、しかも死ぬ前?には突然大人に成長していたのに、これも突然元の姿に戻った。もう離れないと誓う、ヒロイン、フェイ。その代わりキスチェルは疲労が早く睡魔に陥りやすくなった。これは彼のホムンクルス達に寄れば、長命種族フラシアンの特徴(※既出の設定で不老長命の代わりに永い眠りに入ることがある)で心配するものではないが、未来視の能力を持つ神官の場合は特性が異なるので、彼が神官の能力を無くしたのではないかと危惧している。※ここで読者はフェイの妹セヌーが生き返ると、王位継承者の儀式の代償として無くした筈の感情を取り戻していたことを想起することになる。これらは同一の伏線なのか。
一方アルメイアに逃れた女性護衛騎士クレンシア・カストリスとフェイの妹サセニア王女(セヌー)。詳細は不明だがアルメイア公王がセヌーの(遺伝子的には?)父親であることは本当らしい。だが公王は幼いころからセヌーを政略の道具としか考えていないので、これを嫌ってあの「엘세스 마이아(エルセス・マイア)」が衛星都市キフレンの王女、アジェンド帝国・オレン王国女王ではなく「王女の頃」に連れ出した回想が描かれる。今も同様なアルメイア公王を警戒しセヌーとクレンシアは、公王と取引し、クリスチャン・カストリスの仲介で当面、彼の邸宅に滞在することになった。
そして、リューン帝国皇太子サンレーはフェイの銀髪と額のリューン一族の紋様は同族の能力「真実を視る目」だと説明する。今まで度々フェイが幻視した光景は、その力の意図せざる現れだった。だが意識を集中する訓練を積めば意図的に可能になるという。当然のように早速フェイはこれを試みる。対象は「フェイロン国第二王子アキ(アーケランス)の今」だ。そしてフェイは今のアキを視て「もう一度フェイに会って、その笑顔を視たい」という言葉を聴いた。さらに、アキの方からも短時間だが彼を見つめるフェイが見え、そして抱きあえた。
さらに遂にアジェンド帝国皇帝?・フェイロン国王が初登場。やはり青年の姿。マイア女王とフェイロン国王第一王子アーセルスの不審な動きにフェイロンに行くと宣言。
ようやく、サンレーがフェイに、マイアについての回想を始める。リューンとアジェンドの戦争中、しかもリューン側の領域で魔法陣が消滅しかかっている状態にも関わらず、マイア独りを相手にアジェンドの暗殺部隊が闘争をしているという異常な場面を目撃した、サンレー一行。暗殺者を全滅させたマイアーを拘束すると既に彼女は記憶喪失状態だった。しかし、その身体能力と傍若無人な性格はそのままで直ぐ拘束を破りリューン帝国王宮内に潜伏して、第二王子サンホの食事を盗み食いするという(笑)騒ぎを起こし続けた。そこでサンレーは食卓を餌に(笑)マイアと会談を試みる、というところで続く。
※恒例の後記解説は、リューン帝国王族の真実を視る目について、と制御できない自然発生と消滅をする魔法陣について。


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2020年3月 1日 (日)

#韓国の漫画 #韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20200301)

Mumyouki13Mumyouki12「無明記(무명기)」第12巻、13巻。윤지운(ユン・チウン)作。大元CI。11巻の記事はこちら。昨年2019年の春に出た12巻の感想記事を書くのを忘れていた。
절 (=チョル=絶)先生と呼ばれる医師。身の回りの世話をしている侍女は풍원(プンウォン)漢字は、風園または豊園。先生の昔馴染、無盡(ムジン) 三人を中心とした中華圏時代劇奇談集。
※チョル先生とムジンの回想篇、なかでもムジン兄弟の亡父の妾を巡るエピソードがまだまだ続く。
この女性を巡って、ムジン兄弟のみならず彼女の侍女、下男、さらにムジン兄弟の上司、王等を巻き込んで葛藤が広まった。どうやら彼女はムジン兄弟にも復讐しているかのようだ。上司や王に彼女の存在がばれ、つまり亡父の妾を隠していた兄弟は、その罪で別々の地に左遷されることになったが、これを知ったチョルは激怒し、王の邸の門前に己の血で漢詩で抗議文を書いて、ムジンをさらって、彼らの目の届かないところに逃亡した、というところでようやく、回想場面は終わったが、逃亡後の詳細はまだ描かれていない。
話が戻ったのは7巻、強盗に襲われ、殺戮の後、プンウォンは無事、チョル先生も血まみれだがほぼ無傷、ムジンだけが錯乱し、失神、相当衰弱して寝込んだ。で一先ず、このエピソードも終わり。
次につながる幕間劇のようなエピソードが続く。
先ず木の精霊とムジンの対話。
さらにチョル先生が以前暮らしていた虚の世界の파조(=パジョ=破阻、蛟(ミズチ)=「교」とも言う)のところに行くと、半身が醜くなった女性がいて、これが先のエピソードのムジン兄弟の亡父の妾なのだ。どうやら彼女はただの人間ではなかったようで、あれからチョル先生が彼女をこちらに連れてきたようだが、これも伏線か、詳細はまだ描かれない。しかし今でも、亡き夫のことが所謂フラッシュバックで思い出されて苦しんでいる。
そして次の、ある百姓夫婦の、妻の方が日増しに記憶をなくしていく苦悩。※原因は不明で続くのかもわからないが、チョル先生は、以前に母の苦しみを取り除くために記憶を完全に消そうとして異界の生物、オンの肝の取得に執着した自分の行為、そして先の謎の女性のフラッシュバックの苦悩と合わせて、人間の記憶とは何かに思い悩むのだった。
新しいエピソードは、横暴な地方官吏に囲われた新妻。さらわれた夜から月経が始まったのを機に、彼女に同情した官吏の邸の従僕、村人らの協力で毎日豚の血を集めて病で下血が続くと見せかけ、遠くの村の医者チョル先生が呼ばれる。彼女を助け出し、夫と共に逃がしてくれと懇願される。
あえて妻に対し、夫が貴女を裏切っているかもしれない、とムジンが問えば貴方は夫を知らないと怒る妻。とりあえずムジンが調べに行くと夫は官吏に酷い目に遭わされ、臥せっていた。これを聴いた妻は官吏を殺してでも逃げると息巻く。そんな彼女にムジンは簪を首筋に刺して殺す方法を教えるのだった。憤るチョル先生にムジンは決めるのは彼女だと動じない。
そして夜、陸路では逃げ切れないので河を渡る小舟を調達して夫を連れ出して待つチョルとムジンの前に、官吏を殺して血まみれで妻が現れた。だが、ここでもムジンが村人から聴いた話で河には素人には危険な流れがある、と警告するのだが、妻は私達夫婦は婚姻した時から生死は一緒と誓ったと臆しない。とここまで。
※後書き漫画では、いつものように元ネタも紹介されているのだが、やはり無学な私には出典内容がよく分からない。

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