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2020年7月28日 (火)

#韓国の漫画 #韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20200728)

Nocturn11「nocturne(ノクターン)」第11巻(大元CI)。作者パク・ウナ(박은아)第10巻の記事はこちら。※また前巻から二年半振りの新刊。※ここで訂正。これまでの記事で、画家の名をチョン・ファベクと表記していたのだがこれは間違い。ファベクは漢字語で「画伯」のことで画家に対する敬称。正しくはチョン・チュンヒョン=정준형。
画家チョン・チュンヒョンのギャラリスト、ソン・ヒョンジョンのアポで早速、トウクが絵の交渉かと思ったら。ユーリの心象風景的見開きページで始まる。群衆の中で独りユーリは「おじさんのいない世界」自立と孤独への不安。
トウクの車中でカーラジオから偶然、今注目の画家としてチョン・チュンヒョンの個展が開催されるニュースが流れる。
※この時点ではトウクもユーリもお互いがチョン・チュンヒョンを知っていることを知らないわけだ。
そしてソン・ヒョンジョンはここにトウクを招待したのだ。さらに、その前に学校帰りの制服のままユーリもニュースを聴いてやってきていた。ようやく読者の前にも彼女をモデルにチョン・チュンヒョンが描いた絵が現れたのだが、これが裸体画。しかも顔はユーリだが体は大人のそれ、つまりオ・スミンのもの。ショックを受けたユーリは、チュンヒョンに泣いて抗議する。ソン・ヒョンジョンはとりあえずユーリに服を買ってやり着替えさせた。※ここで、初めてヒョンジョンはユーリに自己紹介するが、自分はキュレーターだと言っている。
さらに、今度はトウクがやってきた。ユーリを事務室に待たせてギャラリーで、やはりユーリ+オ・スミンの裸体画の前で立ち尽くすトウクの前に現れたヒョンジョン。
※これまでも何度も書いてきたように表情に乏しかったトウクがここからは、独りでチョン・チュンヒョンに会いに行くまで動揺、葛藤の限りを尽くす姿が描かれ続ける。
先ずトウクはヒョンジョンにユーリとチュンヒョンの関係を問うのだが「二人は、寝たのか?」と。思わず絶句するヒョンジョン。
※ややこしいがヒョンジョンは、ユーリがモデルであること、トウクとオ・スミンの関係は知っているが、ユーリとトウクの関係、ユーリとオ・スミンの関係は知らない。
※ここからようやくトウクの内心の独白で明かされる、ユーリの実父こそ画家チョン・チュンヒョンだった。そのことはチュンヒョンも知らない。
一方、事務室の中でユーリと会ったチュンヒョンは、自分の気持ちを持て余しながらも「不思議だが、君が好きだ、いや愛しているといった方がいい」。ユーリはまた泣き出す「私が好きな人達は、誰も私にそう言ってくれなかった」。ユーリを抱きしめるチュンヒョン。「僕は勇気がないので君を絵に描いた。ユーリ、君を愛してる。明日死んでもいいくらいに」。しかし、これを聴くユーリの心はそれ以上には高まらず、むしろトウクのことを思い始める。そしてトウクが現れた。トウクはユーリに席を外させ、チュンヒョンに事実を打ち明ける。
※トウクの回想シーンでシングルマザーになったオ・スミンのユーリを抱いて幸せそうな姿と言葉が描かれる。
帰路の車中。トウクはユーリにはもう何も問わない。「私はおじさんが来たとき、魔法使いだと思った」。トウクはユーリにも事実を打ち明ける。「どこで間違ったのか」。ユーリの独白「おじさんの唇、声に似合わない話」。トウク「俺が魔法使いだったら今日一日をおまえの頭から消してしまうのに」。ユーリの独白「私が愛していると言った人は私の父さんになると言い、私を愛していると言った人は私の父さんだったと。気分の悪い話が不思議にとても心地よく聞こえる」。
※ユーリは、チュンヒョンが父親と判ったことで、トウクが自分の父親になれなくなったことが嬉しいのだ、と読者にうかがわせる描写。
チュンヒョンは、すっかり打ちひしがれ泣き崩れている。ユーリはチュンヒョンにメールを送る「私は本当の父さんが出来て嬉しい。母さんの忌日がもうすぐくる、父さん」と。
ここで、ポム母子の場面が挿入される。ポムの母親が退院した。そして唐突にポムに問う「私がいつまでもあなたの傍にいると思ってるの?」。ポムの独白「考えたこともなかった。母さんのいない世界」そして、冒頭のユーリと対を成すかのように、見開きページの群衆の中を独り歩いていく。
オ・スミンの忌日、納骨堂で再会したチュンヒョンを屈託なく「父さん」と呼ぶユーリ。チュンヒョンはユーリに位牌と一緒においてくれと自分が描きためたスミンのデッサン帳を渡し、トウクに問う。チュンヒョン「どうしたらユーリのいい父親になれるのか」。トウク「あなたに父親の資格があるとは思えない。がユーリはどんな人を見ても、悪い所も良く見えるのかもしれない。ゴミを見てもゴミに見えないのかもしれない。最後はユーリの気持ち次第だ」。チュンヒョンは、ユーリに自分と一緒に暮らさないか、と誘う。しかしユーリは「それはいや」と。ユーリの独白「おじさんが後ろで低い声で笑った。その後、私もおじさんも機嫌が良かった」。
※どうやら韓国の児童の後見人制度、あるいは慣習は中学校卒業までのようだ。物語もそろそろクライマックスかもしれない。ユーリもポムも確実に背が伸びていく姿で描かれている。ユーリにとってトウクは親ではなく、一人の男だ、二人の関係は、そしてポムは?

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