カテゴリー「韓国の漫画・純情漫画(순정만화=韓国の少女漫画)」の記事

2020年1月12日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20200112)

Tiara19「Tiara(ティアラ)」19巻。原作이윤희(イ・ユニ)。漫画카라(カラ)。ソウル文化社。18巻の記事はこちら。秘密の魔法陣にたどり着いたヒロイン、フェイ等だが魔法陣がフェイを拒絶した。そこで、フェイが残り、これに魔法陣を制御でき、フェイを愛するキスチェルは共に。女性護衛騎士クレンシア・カストリス、フェイの妹サセニア王女(セヌー)のみ脱出した。しかし脱出先はアジェンド帝国ではなくクレンシアや情報提供者クリスチャン・カストリスの母国、アルメイアだった。そこで待っていたアルメイア公王(※かな?=공왕)が言うのは「(サセニア王女を)待っていたよ、わが娘よ」これは、いったいどういう意味か。
リューン帝国に残ったフェイとキスチェルの前には、皇太子サンレー自ら現れ、フェイの額に触れると彼女の神は銀髪になり、額にリューンの一族の紋様が現れた。サンレーは言う「フェイ、私がお前の父親だ」。つまり、あの「엘세스 마이아(エルセス・マイア)アジェンド帝国・オレン王国女王、衛星都市キフレンの王女」が謎の事件で失踪中、リューン帝国内で妊娠しアジェンド帝国への帰国後、昏睡と記憶喪失中に生んだフェイの真の父だということだ。リューン帝国側ではマイアは死んだと思われていたそうだ。
ここで、キスチェルは神官の力で幻視する。リューン帝国の王女としてのフェイの姿を。以前にフェイに誓った彼女を絶対に幸せにする。これは単なる愛の表現ではなく、神官としての「契約」の力で相手の運命を変えることだった。だがその誓いが大き過ぎると契約が成就された時点でキスチェル自身が力の全て=命を消耗し永遠の眠りにつく。リューン帝国の王宮内に戻ってもフェイはショックを受けたまま、眠る?死んだ?キスチェルの傍を離れない。しかしサンレーは、アジェンド帝国の神官の子の遺体?を置いておく訳にはいかない、帰国させると決断する。
※物語の根幹ともいえる大きな伏線、フェイの出自と能力の正体が回収された、詳細はまだまだ不明だが。一方で義理の妹?セヌーの出自の謎が伏線となって発生したが。巻末は、リューン帝国の王族と古(いにしえ)の神々の関係を解説。魔法陣がフェイを拒絶したのは、リューン帝国王家の未成年者は親が禁を解かないと魔法陣を使えないからだそうだ。またカバー見返しの原作者イ・ユニ本人のコメントによると上記の台詞はかの「スターウォーズ」のあの有名台詞のパロディで最初に構想した場面だそうだ。

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2020年1月11日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20200111)

Hanagatiredo4 「花が散れども」4巻。송 하(ソン・ハ)作。大元CI。3巻の記事はこちら。4巻の表紙はヒロインのイノクの幼馴染のクムワ(発音はクマに近いと思われる=금와)。私は3巻の感想で、一方民の間でも動きがある。天体観測などの技術や知識を独自に国外から入手、学んだ人々が何かオンランの気象状況の危機を知ったらしい、と書いたが、その民の一人がクムワなのだ。彼は村の知識人から密かに状況を聞いてイノクを通じて、生き神ラアンに謁見を依頼し、これが通った。だが彼はただ「民を愛しておられますか」と問うだけだった。ラアンは当然だと答えるが。クムワの眼は?その真意は?ただ仲間たちに「最後に確かめたかった」というだけだった。
最早苦悩するのはラアンや民草だけではない、ラアンを支える六神官たちも同様だった。会議中、奇行で知られた若いウンスが明言する「皆さん、同じことを考えているでしょう。次のラアンを決める時ではないのか」と。生き神の転生者を探す(決める?)時なのか。
イノクもラアンの脇で忠誠を尽くすだけに、ラアンへの苛立ちを隠せない。自分は力になれないのか。自分に何を遠慮なさっているのか?と直接疑問をぶつける。ラアンは「人間としての『私』の身はもう終わりなのだ」と。
※私は3巻の感想の最後にも書いたが、王権神授国家の終焉が気候の変化(寒冷化のようだ)と王の神通力(その真偽や組織の腐敗云々ではなく)の明確な弱体化を通じて、社会機構の変化を促す様を群像劇としてじっくりと描くようだ。極めて地味な展開だが、私には興味深い味わいのある作品だ。

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2019年12月15日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20191215)

Tigau5「이건 좀 아닌것 같아 !」5巻。한송이(ハン・ソンギ)作。ソウル文化社。原題は、訳すと「これ、ちょっとないんじゃない!」位のところか。全編カラー。4巻の記事はこちら
※お約束の前振り⇒「絵」というか見せ方そのものは普通なのだが、設定が特異なので、また書いておくが『24歳の女性、ヒョンビンは、異界の存在が見える。自らを「울(ウル)」と名乗る異形のモノ達にとって彼女は、捕食者のヒエラルキーの最上位に位置するというのだ。基本的には、日本の漫画でもよく見られる、いわゆる「霊とか異界・異形が見える体質」の女性の話だが、韓国人が描く鬼神やトッケビ(おばけ)はかなりグロテスクでエグいのが特徴で、ここで描かれる「ウル」もなかなかユニークだ。
ヒョンビンの相棒となったのは、祖先は異界の蛇で、文字通り地を這っていきる己に幻滅し、人間になりたくて、人の姿になった末裔が、ヒョンビンと出会ったら、捕食関係の気質が現れてしまった21歳の青年チ・ヨジュン。』
さて、5巻では、ヨジュンの母、大蛇のお化け?精霊?が、人間の女の姿になって現れ、二人を見て、なぜか昔話を始める。山の中で暮らす若い夫婦の愛と悲劇だったのだが、このエピソードで、謎の青年チョンスの正体が白い小鳥で傷ついていたところをこの大蛇に助けられ、大蛇の眷属となって人間の姿に成れたことが分かる。
若い夫婦の愛と悲劇を見届けた大蛇は、チョンスに二人で人間になるか、と持ち掛けた。大蛇が脱皮した後、その皮膚を自分で食わなければ徐々に力を失っていくというのだ。だが、人間を軽蔑していたチョンスは、大蛇が脱皮した皮膚を食って力を身につけた。その後もその力で他のウル達を食い続けて力を維持し続けているのだ。
話し終えた大蛇は、一時的にヨジュンに憑依して、ヒョンビンと一緒に久し振りに人間界に下り、休学の更新手続きをしに大学に行ったヒョンビンに同行した。美形のヨジュンを連れてキャンパス内を歩いたヒョンビンを巡り学生達の憶測が飛び始めたところで続く。

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2019年12月12日 (木)

#韓国の現代SF小説「#となりのヨンヒさん」ついに刊行。#チョン・ソヨン 作。集英社。#吉川凪 訳。

Photo_20191212211801私はこの時を待っていた。私にとっては中国SF「三体」なんか問題じゃない(笑)。
韓国の女性SF作家のトークショー
SFから見るアジアの未来(中央大学)
私の選んだ韓国の現代SF小説
シンポジウムの教室でレジュメに翻訳された代表作「宇宙流」を読んで直ぐチョン・ソヨンさんに直接「WEBTOONの「未生(ミセン)」より私は好きです。あなたがテッド・チャンが好きだというのがよくわかりました」と称賛を贈った。
表題作「となりのヨンヒさん」もレジュメに翻訳されていた。
今年の神保町ブックフェスティバルではクオン出版社の社長に偶々出会い、同氏が経営する韓国書籍サロン「チェッコリ」で、上記書を翻訳した吉川凪さんを紹介された。
収録作「アリスとのティータイム」は、私が世話役をつとめる自主学習教室で「韓国の現代SF小説」としての最初のテキストに選んだ。
「馬山(マサン)沖」は、私独断のこだわりで(失笑)「馬山内海」として、テキスト二作目に選んだ。

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2019年12月 8日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20191208)

Tigau4「이건 좀 아닌것 같아 !」4巻。한송이(ハン・ソンギ)作。ソウル文化社。原題は、訳すと「これ、ちょっとないんじゃない!」位のところか。全編カラー。3巻の記事はこちら
今巻でも「絵」というか見せ方そのものは普通なのだが、設定が特異なので、以下、同じ前振りを書いておくが、『24歳の女性、ヒョンビンは、異界の存在が見える。自らを「울(ウル)」と名乗る異形のモノ達にとって彼女は、捕食者のヒエラルキーの最上位に位置するというのだ。基本的には、日本の漫画でもよく見られる、いわゆる「霊とか異界・異形が見える体質」の女性の話だが、韓国人が描く鬼神やトッケビ(おばけ)はかなりグロテスクでエグいのが特徴で、ここで描かれる「ウル」もなかなかユニークだ。
ヒョンビンの相棒となったのは、祖先は異界の蛇で、文字通り地を這っていきる己に幻滅し、人間になりたくて、人の姿になった末裔が、ヒョンビンと出会ったら、捕食関係の気質が現れてしまった21歳の青年チ・ヨジュン。』
4巻は、3巻のエピソードの続きで、愛嬌のある竜の主(竜神か、河の神かよく分らない)が、泣き暮らしている。親友のようにして飼っていた虎が亡くなってからずっと自分を責めている。その主が髪の長い美形だったので、ヒョンビンは冥界に降りて(文字通りエレベーターで)、虎にその思いを伝えてあげることにした。そこは所謂地獄という感じでなくて、花の咲いているような所で、詳細は不明だが、どうやら人や神々に飼われていた動物達の霊も来ている所らしい。後は、虎と主がお互い一緒に暮らして幸せだったとヒョンビンが伝えた。
その後のエピソードもアルバイト先の女性が飼い猫を亡くして気を病んでいるので、死んだ猫の霊の気持ちを彼女に通訳して慰める。
次回への引き、としては、ヨジュンがヒョンビンを母親に紹介する。これが恐ろし気な大蛇なのだが、変身して人間の女性姿になったところで続く。
※今回の人(または神?)とペットの関係については、背景となる現代韓国社会を、おこがましいが私なりに補っておく。
所謂「ペット」の話だが、昨今の日本でも、高齢化に伴い、単なる愛玩動物から晩年の友、家族として葬儀は?とか災害避難の時どうする?とか話題になるが、韓国でも『伴侶動物』という言葉が作られていて従来のペットの感覚からさらに深い、対等な友愛で結ばれた関係性に、マーケティングにおいても(所謂ペット産業、市場から「伴侶動物市場」へということだ。)注目されているのだ。

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2019年11月30日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:番外編 #今日本人に一番薦める韓国純情漫画 #安倍晋三内閣退陣 #現行自民党主流派一掃

Sori5今更ながら、はっと気が付いたんだが今の日本人に一番薦める韓国純情漫画はこれだ。
「대답하세요! 프라임 미니스터(お答えください!プライムミニスター=総理)」1巻。
「대답하세요! 프라임 미니스터(お答えください!プライムミニスター=総理)」2巻。
「대답하세요! 프라임 미니스터(お答えください!プライムミニスター=総理)」3巻。
「대답하세요! 프라임 미니스터(お答えください!プライムミニスター=総理)」4巻。
あらゆる点で醜悪な現代日本の安倍晋三内閣行政とは、対照的な架空の今日的理想的LGBT時代の英国政治をBL漫画の手法で描いた技巧的な快作。

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2019年11月 3日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20191103)

Rure33「RURE(루어)」33巻。서문다미(ソ・ムンダミ)。鶴山文化社(純情漫画誌「PARTY」連載中)。32巻の記事はこちら
※これまで砂漠の王国を「パイル」と表記してきたが、32巻の記事から、これを「ファイル」に変更した。韓国では外来語の語頭の「ㅍ」の発音は「p」音だがアルファベット表記は「F」を充てるので日本語に訳すときは「フ」にするのが一般的であるのでこれに合わせる。
※さて、今巻の巻末では、作者ソ・ムンダミより、設定の大きな変更のお知らせ。単行本4巻で(と言われても、私は全く記憶はないが)、北の大国ワン・ウィライの王女아수스(アスズ)姫が皇帝のことを「アボジ様(お父様)」と言及しているが(と言われても、くどいようだが私自身は全く記憶がないが)、ここまで連載してきて、皇帝は「お母さま」に変更することにしたというのだ。つまり大神女に次ぐ権力者の地位は男性ではなく女性に限る、政治権力の構造を維持するのにも女性神格化を続ける必要があると考えるようになったからだ、ということだそうだ。略してしまうと簡単だが、巻末漫画で作者は、この設定考察の推移について解説に9頁を費やしている。
32巻でハルの体内から実体化した「空虚」はハルを包み込んで消え失せた。やがて目覚めたチャ・クン・タマル王子に、ミルは「この額の逆印章がシン・ハルの生きている証」と告げる。
ワン・ウィライのファイル進撃の陣地に、アスズ姫が合流した。皇帝陛下(つまり母)に謁見。しかしミルとファイル国王ミュールゲンの子供二人を拉致したことは、腹心の部下にしか明かしていない。
そしてファイル王国に舞台が戻り、タマル王子に26巻に登場しハルと出会った、歴史を記録し探求する一族「ヨラム」が接触してきた。彼らの要件は、「空虚」がハルの姿で現れて、ヨラムの図書館を破壊したというのだ。そしてタマルは「空虚」を幻視する。それは図書館のデータの欠片か、それとも、今の「空虚」か。
※なるべく簡単に記述したが、各々のドラマがカルカチュアライズされたタッチでありながら、大胆で意表を突く絵作り、緊張感あふれるドラマ、名調子な語りで、各エピソード共表現の工夫が凝らされている。。







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2019年10月26日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20191026)

Ferua12「펠루아 이야기 a Tale of Felluah (フェルア物語)」12巻。김연주(キム・ヨンジュ)。鶴山文化社。11巻の記事はこちら
※初版限定特典第3弾として11巻に続いてイラストカード4枚が添付されていた。
※私はこの漫画を読み始めた時は、アシアスは、他所の若い領主達と革命でも起こす陰謀を巡らしているのかとも思っていたが、ここまで来るとうがち過ぎだったか?とも思うようになった。何か起こりそうで起こらない、のほほんとした(笑)展開で長期連載を引っ張って「魅せる」筆力もキム・ヨンジュにはある。
11巻に続いて、滞在中の国王一行に随行中のライスル侯爵夫人、イグレインは、夜宴中になんとかアシアスに接触しようとするのだが、回廊を巡って彼に近づこうとする、次から次へと、主な登場人物達と対峙してしまい、思わずモノローグ「全宇宙が私を邪魔しているの⁈」はっきり言ってみんな表面的にはイグレインに敬意を表しているが、対話は緊張感をはらみ優しくはない。
さらに、その中でも10巻では、しきりにオルテーズに粉をかけていたように見えた親衛隊のノックスがイグレインの未練に対して厳しく接して二人の対話が続く。またしてもイグレインのモノローグ「いつから私の故郷は私の涙と同じ意味となったのだろう」。そして国王一行はフェルアを離れた。続いてインターミッション的なエピソードは、同じく10巻では妊娠中だった親衛隊の誰かの妻、アンナ夫人が出産。
続いて今度は、突然、オルテーズの実母が、オルテーズの妹マリナだけを連れて来訪。オルテーズとアシアスの二人に、子供は未だなのかとプレッシャーをかけるが、はっきり言ってこのやり取りはコメディだ。というところで続く。



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2019年10月20日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20191020)

1「회랑식 중정(回廊式中庭)」1巻。김연주(キム・ヨンジュ)。大元CI社。
펠루아 이야기 a Tale of Felluah (フェルア物語)」等のキム・ヨンジュの新作。※初版限定付録として両面イラストカードが添付されていた。
私はキム・ヨンジュを称して「超然たる少女世界」と名付けている。東洋風西洋風でも本編の架空の舞台背景をあまり具体的に説明しないシンプルで常に謎めいた作風だ。今回は、引用されている実在する書名や、「東京」や「京城」の地名が登場するところから、架空の世界ではなく日帝占領下の韓国の首都、京城の名門家庭の邸内のドラマらしい。タイトルは文字通りこの邸の建造形式を指す。
邸の主は若い3人の兄姉弟で、長男が日本で言うところの大旦那様、女学生の長女がお嬢様(朝鮮の固有語でアガシ)または女主人(朝鮮の固有語でマニム)、学生の弟래희(レヒ)が若旦那様だ。
しかし主役は、この家の使用人の一人、美形の青年、윤(ユン)のようだ。彼の事情はまだ描かれないが、ハングルが読み書きできるだけでなくかなり語学の素養もありそうだ。これに気付いた세희(セヒ)お嬢様が何を考えているか分からないが、彼を自分の勉強部屋へ出入り、本を自由に読むことを許可した。ユンも使用人達も困惑する。これを巡って邸内に起きる波紋がドラマのイントロだ。
大旦那様の재희(チェヒ)は、以前に結婚し邸にやってきた新妻は若く美しい洋装のモダンガールで自由闊達な人に見えたが、突然首を括って自殺した。しかも彼女は妊娠四か月だったという。しかし夫のチェヒ兄は、この6か月間仕事で東京に出ていた。以来、彼女の話はこの家ではタブーとなっている。
※何やら不穏な引きだったが本の表紙カバー裏面の形容も「ミステリ時代物」となっている。

 

 

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2019年8月30日 (金)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190830)

Tiara18 「Tiara(ティアラ)」18巻。原作이윤희(イ・ユニ)。漫画카라(カラ)。ソウル文化社。17巻の記事はこちら.
※本当にいつものことだがこの作品、次々と新設定、新キャラが登場して、要約が大変。
ようやく再会したサセニア王女(セヌー)は一度死んだ?おかげで、王位継承者の儀式「アジェンドの涙」で失った感情を回復していた。こうして再会を喜び合えるフェイだが、17巻でも皇太子との権力争いを見せていた皇帝のお妃がさっそくその家門の能力で攻撃を仕掛けてきた。しかし、第三王子サンリョンの能力で遮られ、実の息子で第二王子のサンホにも止められる(※彼は今の所、母親と違ってひょうひょうとして権力争いの気はない。彼は、リューン帝国の家門の能力の発現を感じ取る能力があるらしい。)
皇太子サンレーと妃がしきりに、セヌーと誰かが似ていると、モノローグしている。それが、皇太子の昔の婚約者らしい。
ここで、皇帝が三週間振りに目覚めたという知らせが入る。そして、この世界の長命種族エランやフラシアンは、寿命が長い代わりに、長い眠りに入るという設定がキスチェルからフェイに説明される。
リューン帝国皇帝の姿は未だ読者に明かされないが、政務のブランクを埋めるために、サンレー、サンホ、サンリョンも皇帝に謁見の為、宮廷内に能力者家門の者がいない隙をついて、妃が今度はフェイ達に魔獣を仕掛けてきた。そこで、フェイ自身の能力が発言した。時空間を越えて鳥人形態の魔人と意思疎通し召還し、魔獣を撃退した。
一方アジェンド帝国側では、フェイロン国王(アキ(アーケランス)第二王子の兄)アーセルスは、16巻で古の神の門で受けた衝撃で、家門の能力を発現できず、籠り切り。ウェイ王国のレイラン王女に助けられたアキは、レイラン王女の連れてきた錬金術師ケイ特有の治癒力でケガを治す。さらにいかなる目的か?ケイは、かつての「第一王女の乱」といわれる今のアジェンド帝国皇帝の妃がリューン帝国の刺客に暗殺された事件、「第二王女の乱」と言われ「엘세스 마이아(エルセス・マイア)アジェンド帝国・オレン王国女王、衛星都市キフレンの王女」とリューン帝国を巡る謎の事件に鍵があるとほのめかす。
リューン帝国では、フェイの様子や力を見たセヌーは、ロストチャイルドの能力ではない、フェイ自身固有の家門の力だ。それをわからぬ筈のない皇族審判官が禁忌の力を使った=反逆罪とみなすのは奇妙だ、と女性護衛騎士クレンシア・カストリスに打ち明けた。アジェンド、リューン両帝国の王族の思惑に疑念を感じたクレンシアは、リューン帝国からの脱出を決意し、クリスチャン・カストリスの提案に乗り、秘密の非常口にフェイら一行を導く。
巻末の解説によると、リューン帝国の家門の権力は、古の神々の力をどれだけ多く受け継いでいるか、能力の大きさで決まる。能力は古の神の力だけでなく、家門特有の能力もあるという。















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