カテゴリー「韓国の漫画・純情漫画(순정만화=韓国の少女漫画)」の記事

2017年5月18日 (木)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想番外篇 #팸 とは #부치 とは?

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2017年5月 6日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170506)

Simuchon6「심청(「沈清」=シムチョン)」第6巻。イ・ソヨン(이소영)作。タイトルは、韓国では誰でも知ってる儒教道徳説話「沈清伝」の主人公の名前。親孝行娘の代名詞。内容は日本語でも直ぐ調べられる。5巻の記事はこちら
宮廷に入ったシムチョンは、何かの中毒で高熱を発する。大事には至らなかったが、シムチョンに付いた宮女がどうも胡散臭い。そして次々に王妃候補が入ってくる。
妃選びが始まった、と思ったら、王の祖母、太皇太后まで現れて、皇太后に五名の候補から二名を絞り込むように指示し、妃選びの方法にまで介入してきたが、この太皇太后もどうも様子がおかしい。
※シムチョンともう一人の妃候補の女性もこの後の描写でどうも様子がおかしい。つまりここまで、イアンを含め、何がおかしいかというと皆、誰かに憑依されているようなのだ。誰が本当は誰なのかややこしくなってきた。
その太皇太后の出題は、王宮に代々伝わる「龍のうろこで作った甲冑」から剥がした一枚の「うろこ」を探し出せ、というものだった。王も、皇太后もあくまで言い伝えに過ぎない、と思っているのだが、シムチョンをこれを見て本物と断言し、さらにこれに触れた童子(実は国王の少年時代)を幻視する。
その夜、後宮にイアンに憑依した「ヘユン」が現れた。そして眠るシムチョンに高熱を誘発するのだがこれを宮女は傍観する。
これも王宮の巫女、実は龍王の娘「シア」が解毒して大事には至らないが、これは「ソル」の使う「堕落の花」の中毒だと診た。
実は、堕落の花はソルがかつて王妃に使い、今度はヘユンに渡したものだが、ヘユンとソルの会話によればソルがヘユンを使っている訳ではなく、そもそもシムチョンには堕落の花は効かず高熱は体の拒絶反応だというのだ。ヘユンはヘユンでシムチョンの運命を試している。
再び眠るシムチョンの前に現れるヘユンを宮女は「イアン頭領様(=日本で言えば若旦那様くらいか)」と呼ぶ。※この宮女の正体もまだよくわからない。
シアは龍王に「ヘユン」の名に心当たりはないかと問う。龍王の記憶では、かつてソルが求婚者との間で約束した子供の名が「ヘユン」だったという。
「ヘユン」は、龍王とシアが宮廷に張った結界内に侵入するためにイアンの体を使っているらしい。ヘユンが引っ込んでイアンの意識が戻るとシアに見つかり不審人物としてあっさり拘束される。さらにイアンには、掌に妙な紋章が現れた。それはかつて家の執事の女性が掌に描いたもので「詳しくは言えませんが、これは門を開ける鍵です。しかし門の主人は若旦那様ではありません」と謎めいたことを言ったことを思い出す。その執事がシムチョン付きの宮女と瓜二つ。
今度は、シアを相手に太皇太后が取り憑かれたように、失われていた?記憶を語り出す。海の神々の代表「東海龍王」と朝鮮国王の盟約の証として龍王は「海の娘達」を朝鮮国王に嫁がせようとしたが、娘の一人「ソル」は、『王妃は次の国王を産んだら用済みとなる消耗品に過ぎない、私はそうはならない』と父と対立することを選び「闇」となった、と。
次にシアは国王にイアンという男は未来から来てシムチョンに影響を持つと心理的に迫り、国王の頬に堕落の花の兆候が現れるのを見て取り、国王は、イアンの兄を幻視する。国王にもソルの堕落の花の種が植えられていたのだ。それが今、シムチョンへの想いとイアンへの嫉妬で種が根を張り始めた。そして国王の欲が大きくなってきた「シムチョンは私のものだ」と。
※ずらずらと読みにくい箇条書きをしてきたが、つまり整理しようにも、未だに謎めいた証言と幻視が錯綜し、真意か伏線かもはっきりしないので、「らしい」としか書きようがないのだ。

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2017年5月 4日 (木)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170504その2)

Concours8「더 콩쿠르 the concours (ザ・コンクール)」8巻。정설화(チョン・ソルファ)作。ソウル文化社。7巻の記事はこちら
フランス仕込みの新鋭の韓国青春漫画の第8巻。韓国で行われる国際的なバイオリンコンクール1ヶ月合宿制による本選から外れて一冊まるごとダンカン・オーヘイの過去の話。
ダンカン・オーヘイは少年時代、父親が、在米韓国人の娘連れの女性と再婚、この母子が通う韓国人キリスト教会で、やはり韓国人の少女と出会う、教会でバイオリンを弾くチェギョンだ。ダンカンから見た彼女はバイオリンの天才で、以降青春時代をバイオリンで競うようになるが常にダンカンの前にはチェギョンがいた。しかし彼女とはライバル心や嫉妬するような差ではない、彼女には絶対かなわないと自覚していた。
二人は確かにお互いに恋していたが、二人とも、バイオリニストとしての名声を高め、公演で多忙となってなかなか会えなくなり、その間に、ダンカンはスランプ、チェギョンはストレスとなり、チェギョンの方は手首を切ってしまった。というところ迄。
※ダンカンの少年時代のロマンスを思いのままに描きたかった、というようなことが作者後記漫画に描かれている。

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#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170504)

Tonka1「童果祓い」第一巻。우나영(ウ・ナヨン)作。鶴山文化社。
新人漫画家の初単行本。
※原題「童果풀이」の「~풀이」をどう訳せば効果的かまだ分からないでいる。ご意見、ご助言を歓迎します。
童果とは何かといえば、東洋の神話によくある、妊娠する木の実、のこと。
ストーリーは、女子高校生が夢を見た。不思議な香りのする木の実を取って食べた夢。これが「胎夢」東洋、特に韓国では、本人に限らず親戚がこの手の夢を見ると、妊娠の予知夢だということだ。
夢を見た少女、열음(ヨルム)の所には、早速、美形の若い男の姿の天界の使い여곤(ヨゴン)と名乗るものが現れて、ヨルムは、「神々の子」を宿した、と迎えに来る。冗談じゃないという訳で、何か回避手段はといえば、100年寿命を縮めて、神々の子の「実」を無くすこと、と使いが言うので、これは無理。他に方法は、と言えば天界に行って神々の子を産むことだ、というのだ。神々の子を産むというのは人間とは違う、天界の神々に「神の気運を籠めた物」を受けることだ。神々に「認められ」ればそのモノを受け取れる。というのだ。神々に認められるのは少々難しいが、これが一番早い方法だというのだが。
では、早速行きましょう、という訳で、天界に赴いたのだが、ここで様々な神々や精霊とあって、様々な試しを受けねばならないというのだ。こうしてヨルムとヨゴンの天界での冒険が始まった。
この神々というのが、少女の姿だったり、母親に愛されなかったと荒んだ男だったり、と妙に人間臭い。そして、神の試しは、山に入って、玉を取ってきてくれとか、母の所に行って答えを受けてこい、とか一貫性がなく色々。
※第一巻の話としてはここまでだが、朝鮮半島の、神々と妊娠の神話の類というと、山神と言って、三や産とひっかけて、大地の誕生や建国の三大英雄の誕生と絡めたり、済州島の独自の三神婆などいろいろなバリエーションがあって興味深いのだが、話が長くなるし、私がそんなに神話探求してないので省略。そこに冒険ファンタジーのお約束として、宝探しや問答で肝や知恵を試す試練が与えられるというパターンらしい。
さらに、神々は悪気はないのだが、時間や事の難易度に関する感覚がヨルムとはかけ離れている。果たしてヨルムが天界にいる間に人間界での時間は?、ヨルムの受ける神の試しも、聞いてない鬼神や亡者の妨害が入ってくる。

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2017年4月15日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170415)

Yoruwokakerusonbi17「밤을 걷는 선비」(夜を駆けるソンビ)」17巻(ソウル文化社)。原作조주희(チョ・ジュイ)。作画担当は한승희(ハン・スンヒ)。16巻の記事はこちら
いつもの断わりですが、邦題は「夜を歩く士(ソンビ)」が通用していますが、私のこだわりで「駆ける」で通します。ゾンビではない。日本では士大夫ともいう、在野の地主で教養人、人格者でもある名士とか名家の旦那をさす。
15巻
の、バンパイア、귀=キィ(漢字語で「鬼」の朝鮮語発音、日本の音読み「キ」と同じようなもの)と김성열(キム・ソンヨル)の対決から一夜明け、都の中の隠れ家と思しき屋敷で目覚めたソンヨルとヒロイン、ヤンソンは、お互いの愛を確かめ合う。一方、王子(おそらく後の国王、正祖)と最初の方から出ている宮廷の兵士(※そう言えばこの人は、最初は宮中より派遣された虎狩人としてが正式には護衛士か隠密かよく分からない)は、昔、絵師が描いたキィの絵の秘密を検討し続けていた。
そして、王子は遂に、この絵はキィが日食の時ならば、昼間でも活動可能だということを現していることに気づき、急遽、宮廷の天文部署を説得して、次の日食の日時を問い詰めるが日食は不吉なこととして、宮中の極秘事項。どうやら次の日食は、近日に迫っているらしい。
王子だけでなく、キィ自身も変装して、部署の責任者に賄賂を贈って、日食の期日を聴き出していたし、ソンヨルも(※長生きしてるせいか)そのことに気づいていて、おそらくその日、キィは、宮廷を襲撃、積年の復讐を果たすつもりだと予感している。
※これは、いよいよクライマックスが近づいているのかもしれない。
※原作者チョ・ジュイの後書き漫画は、ストーリーを考えている時の自分の様子、の話。傍目にはかなり変、らしい(笑)。同氏はしばらく前から小学校の先生もしているが、児童からのおませな質問のことも描いている(笑)。

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2017年4月 1日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170401)

Nabi22_2「Nabi」22巻。김연주(キム・ヨンジュ)。大元CI。21巻の記事はこちら
長い夜が続いているが、묘운(=妙雲=みょううん)の回想が入った。彼女が女主人の書院にいた頃から予知者の손소류(ソン・ソリュウ)を幻視していた。そして「迎えに来て。待っている」というメッセージをささやかれていたのだ。ミョウウンは、「私はあの子に終わりを与えてあげる」と口にした。それは殺すとか復讐ということではなく運命的なものを感じているらしい。
※やはりかつて描かれた世界とはすっかり変わってしまったようだ。
さて、飛行船自体は、文国の追撃隊の戦闘機(※やはり飛行船のようだ)が集まって来て、投降を呼びかけてきた。しかしこの中でソリュウがリュウサンを通じて伝えてきたのは、この飛行船を渡してはならない、渡せば世界の終わりが来るというのだ。※具体的にどうなるのかは全く不明
これを聴いた上で一行は、海に沈むように飛行船を不時着させて、脱出ポッドに乗って海岸にたどり着く。
一方、先に下船し文国の使者に取り残されたハリム(※確か漢字で霞林だった筈だがなぜか夏林になった)は、文国の宮廷に潜入し、相変わらず眠り続けるソリュウを奪取して背負って逃亡、水国に戻りソン家の私兵達と合流、家に戻った。※あまりにもあっという間の展開なので、もしかしたらこれも、また運命が変わったのかも、という気もする。この間にハリムの独白がかなりのスペースを割いて挿入されている、今のハリムは何故ここまで自分がソリュウを助けるのか、戸惑ってもいるようだ。やはりミョウウンと同様、変化を続ける運命に微かに意識が残っているのかもしれない。
※もともとシンプルな描きっぷりが持ち味の作者と作品なので、ここまでの解釈が難しくなってきた。作中の運命が変わったのか、私の読解不足か判断困難で何度も読み直している。

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2017年3月26日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170326)

Vampiretoshokan6「뱀파이어 도서관(=ヴァンパイア図書館 Vampire Library)」6巻。이선영(イ・ソニョン)作。鶴山文化社。5巻の記事はこちら
前巻の続きで、愛らしい黒猫2匹を拾って図書館の庭でマノが飼い始めたが、それは人間の姿になると子供の姿の姉弟だった。姉は自分達を「美食家」だとうそぶくので、お仕置きに一先ず監禁。どうやらヴァンパイアには違いないが、美食家のような殺人者ではないらしい。
そして、弟の方だけが正体を現す。6番目の美食家、黒ヒョウの姿だが、他人の姿に自由自在に変身できるパルダス(※解説によるとラテン語で「豹斑」の意味らしい)だった。パルダスは、自分が食ったヴァンパイアの一人である少女の弟になりすましてずっと、人食いを続けていたのだった。
次は、館長カベルがマノに自分の過去を初めて語る。かつて一度人間の女性を愛し、不老不死故に愛を失う哀しみを知ったのだ。

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2017年3月18日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170318)

Rure27「RURE(루어)」27巻。서문다미(ソ・ムンダミ)。鶴山文化社(純情漫画誌「PARTY」連載中)。26巻の記事はここ
27巻の帯には「翅を探して」篇となっている。
独り旅立ったシン・ハル、翅族を探す為に、自分の能力でこの世界を検索することに思い至り、それを実行した。そして、ひっそりと生きる病者ばかりの翅族の村にくる。だがそこにいるのは実質役に立たない、形骸化した翅を片翼のみ残した翅族だった。
ここに、この翅族の村の出身で、パイルの呪術師シニョン(=시뇽)が帰って来た。
※このシニョンについて、「8巻に出てきたミュールゲン(=뮬겐)の呪術師」という注が、付けられていた。単行本8巻を見れば、実にまる十年前の刊行。私がブログを書きだす前だったかもしれない。完全に忘れた頃に伏線を回収にかかって来たか?
※そこで、8巻前後を読み直してみると、本当に色々すっかり忘れていた、ミュールゲンとは、パイルの第二王子(現在のタマル王子が反乱軍を率いて戦っている兄。タマルは第3王子)の名前。さらに、それ以前からハルは、ルアー、ハベク(※河伯と書く朝鮮半島では有名な水神)と結婚した翅族の王女=ソネッティを幻視していた。また、ミュールゲンの子を産んだミルは、ハルの腹違いの妹だと記憶していたが、それは表向きで本当はハルと双子の姉妹だったという秘密は明かされていた。

さて、シニョンはミュールゲンからここの翅族への取引を交渉しに来た。この土地はちかく戦場となる。そこで安全な土地を提供するから移住しろ、見返りとして、秘薬を現在量の十倍提供を。
シニョンは為政者としてのミュールゲンに心酔している。
ミュールゲンの出生も描かれた。翅族の村々から呪術師の能力を有する者を以前からパイルは集めていた。ミュールゲンは卓越した才能の持ち主で、ここの翅族の村に一時預けられて呪術師としての指導を受けていたこともあった。
※ここで、読者の目線では、この取引、ミュールゲンが信用できるとは思えない。シニョン達は何か騙されているのではないか、と見える。

そして、村の近くの渓谷に駐留中のハルは、パイルの呪術師達に襲われている翅族達に出くわした、その中には重傷で担架で運ばれているシニョンもいた。やはり取引には何か裏があったようだ。

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2017年3月11日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170311その2)

Tsukigaugokuoto7「달이 움직이는 소리(月が動く音)」第7巻で完結。(ソウル文化社)。6巻の記事はこちら。ユン・チウン(윤지운)作。
※偶々フォロー中のツイッターのこういうツイートに出くわした↓。

※この漫画と作者ユン・チウンの諸作品は、私達が韓国や朝鮮半島の歴史や文化、言語を勉強し始めた頃のステロタイプな朝鮮・韓国人固有のイメージから変化した、現代人が共有する、孤独やアイデンティティの問題を繰り返し描いている。
ヒロインのサンホ(산호)は、先にもめたパク・ヘリ(박해리、サンホの親友)と再会し、仲直りはするが、ヘリが発言にいちいち躊躇、サンホに気を遣う様子に、以前とは異なる距離が出来たことを痛感した。
年末年始を上海で仕事をしている母のところで過ごすサンホだが母とも距離を感じるようになっていた。
こうした状況でサンホは、タオン(태온)ではなく、改めてレオ(=레오、タオンの別人格)に対する気持ちを自覚して、レオに再会し、気持ちを打ち明けるのだが、これに無意識に身の危険を感じたか?タオンの意識が目覚めてしまう。そして以降、レオの意識が目覚めなくなってしまった。
レオが消滅したのか次の瞬間目覚めるのか予想もつかない日々に疲れたタオンは、大学を退学し、アメリカで暮らしているという兄の所へ行くと言ってサンホと別れることになる。
長いエピローグが始まる。
サンホは、いつレオが現れてもいいように、スマホにレオへ伝えたいことを随時記録し始めた。大学内ではこれまでのような無理、無難な友達付合いを止め、独りで過ごすことに慣れた。(以下『』でサンホのモノローグを拙訳)
『世間と私のつながりが完全に途絶えた場所、レオは確かにこういう所にいたんだわ』
※そして、漫画に新しい表現が挿入される、サンホの視界が色を、陰影を失う、サンホは直感する、ここで色を持つ人を探せばそれがレオだと。だがそれは白日夢のように一瞬のこと。
やがて、自分の意見を相手の顔色をうかがわずに言えるようになる自分に気づいた。
夏休みになるとサンホはアルバイト先で初めて、自分から友達になりたいと思う女性と出会った。
『レオ、友達になりたい人に会ったわ、(中略)あなたにまた会えた時、たくさんの人とたくさんのことを共にする人になっていたい。そうすれば(略)あなたはただ嬉しくて楽しくて笑って喜んでいられるわ。だからあなたがいる場所でもう少し待っていて。あなたにまた会える準備ができたら、どこだろうと私はきっとあなたを見つけられるわ。』完。
※このエピローグのタイトルが「月の影の中で」、本書名「月が動く音」とは、陰に隠れるように生きていたサンホのアイデンティティの目覚めのことだったのかもしれない。
※作者の後書きマンガによると、作者自身、大学生時代、ほとんど独りで行動していた。なのに学科試験当日、開始十分前に教室に現れた作者に対し、同期生達が寄ってたかって親身になって大急ぎで試験対策資料を見せてくれたり重点ポイントを聴かせてくれたという体験をしたそうだ。人は己に何の利益がなくても誰かを心配し助けてくれるものだ、という思い出をくれた彼らに感謝と締めくくっている。

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#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170311)

Simuchon5심청(「沈清」=シムチョン)」第5巻。イ・ソヨン(이소영)作。タイトルは、韓国では誰でも知ってる儒教道徳説話「沈清伝」の主人公の名前。親孝行娘の代名詞。内容は日本語でも直ぐ調べられる。4巻の記事はこちら
※4巻の記事で書いた私の内容解釈が間違いでさらに謎が深まり複雑だった。
龍王の意図を邪魔した「ソル」と、朝鮮国王の下にいる巫女は、同一人物ではなく、龍王の娘で「シア」といい、龍王の手助けの為に、シムチョンと国王を魔鏡で監視していた。龍王とシアは話し合い、もはやシアがシムチョンに、すぐに王宮へ向かうよう勧めることにする。
一方、3巻でイアンとシムチョンが入った妖しい妓楼の女主人は、どうやら客の肝を食って不老不死になっていたようだ。危ういところを再び後を追ってきた隠密になりすました国王に助けられるが、この女主人の背後に「ソル」がいたのかははっきりしない。
そしてこの騒動の間にイアンに取り憑いていた、これも謎の存在「ヘユン」が目覚めたようだ。ヘユンが目覚めるとイアンの意識が眠ってしまい、その間の記憶はなくなる。
巫女(シア)と隠密(国王)がシムチョンに、父親探しの為にも、先ず王宮に行くように説得を尽くし、ようやく王宮には入るが、この事態に、国王の母、事実上後宮を仕切る、皇太后は当然立腹、これも巫女が、シムチョンが王妃となるべき運、天命を持つのかを試してみるのだ、と言いくるめるが。

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