カテゴリー「韓国の漫画・純情漫画(순정만화=韓国の少女漫画)」の記事

2019年8月16日 (金)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190816)

Lovelyugly4「러블리 어글리(Lovely Ugly)」4巻。이시영(イ・シヨン)作。大元CI。3巻の記事はここ
ヒロイン、イ・ルナが見る人物相関図では、なぜルナには「Lovely」シ・ナモンには「Ugly」なのか、は依然不明なまま。
4巻でも見せ場だったの恋愛相関図は遂にでない。だがさらにいちゃつくカップルの新キャラまで登場。
先ず、インターホンに現れたナモンの元カノは、ナモンの12歳年上の義母だった。元々はナモンの中学校時代の先生だった。
なんでそんなややこしいことになったのか詳細な説明はないが、少年時代の痛い恋愛の思い出の所為で、ナモンは、あまり彼女と仲は良くないようだ。
しかしルナが、ナモンの彼女としてあいさつすると、この時、相関図ではなくて、ルナに対する、負の感情ばかりが表出された。
何か気づいたのかナモンが、ルナの目を塞ぐ程だった。だが、この女性とナモンとのドラマはこれ以上深入りはなし。むしろナモンとルナがますますいちゃつく。
そして新キャラが男性二人、オールとソントが登場、芸能事務所所属で、新ユニットでデビューを目指しているのだが、なぜこんな唐突に、と読者が思うところで、このシェアハウスの以前からの入居者で、後からルナが大学に入学し、入居して来たときに挨拶と激励を受けた所為でオールがルナに一目惚れ、しかしソントはオールが好きだった。
二人がスタジオで歌のレッスンに励み、お互いを認めあうことに加えて、ソントはルナから「二人は、十分条件を備えている。十分に好きあっている」と妙な激励を受ける。描写はされていないが、ルナには二人の相関図が見えていたのかも知れない。
そしてオールはルナとナモンがそうなったのを目撃、ショックを受けたのだが、ソントには見ているしかない。
そしてシェアハウスの一同での飲み会。初めてルナからナモンを紹介されたのだが、この時、ナモンの方が何を血迷ったか、オールとソントを見て、知る人ぞ知るカート・ヴォネガットの昔の講演録より
「思い切り親にショックを与えてやりたいけれど、ゲイになるほどの勇気がないとき、せめてできそうなことといえば芸術家になることだ」(※円城塔訳「これで駄目なら」より引用)
を引用した。芸能人、アイドルもれっきとした芸術家の一員だという流れのセリフの締めの言葉だったんだが、今となっては「親にショック」=「ゲイ」云々は性差別と成り得る。
※私はストーリーそのものより独特な表現手法に関心が向いていたのだが、それらが抑制され、新コンビ登場に加え、ナモンの天然か危ないのかよく分からない面が現れて新展開となるのか、また先が読めなくなった。

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2019年8月 6日 (火)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190806)

Tiara17「Tiara(ティアラ)」17巻。原作이윤희(イ・ユニ)。漫画카라(カラ)。ソウル文化社。16巻の記事はこちら.
※この作品の感想にいつも書く愚痴だが次から次へと新ネタと伏線が頻出するので要約に苦労する。
※のみならず、ブランクを埋めるか、吹き飛ばすかのような勢いで刊行が続き、既に18巻が私の手元にあり、読書中だ。
16巻で、フェイ達はリューン帝国の砂漠地帯に出現したところで続いたが、そこにリューン帝国皇太子ウン・サンレー(은산뢰)であり「待っていた」と。フェイら一行は王宮に招待されそこに軟禁されるが、拘束というより外部の攻撃から護衛している様子。
リューン帝国の風俗は、アジェンド帝国が欧風なのに対し、東洋風。ここからリューン帝国の複雑な事情が現れてくる。帝国内で皇太子と、義母(つまり現皇帝の後宮の妃)帝国の鬼門を守る一族でその名も鬼妃、とその息子、つまり皇太子の異母弟サンホ、サンリョンというより実質、鬼妃と皇太子の権力闘争があり、皇太子の父である皇帝は健在らしいのだが未だ姿を見せず。くわえて皇太子もフェイらの扱いに手をこまねいているのは、フェイとその妹、セヌー、その母親達のアジェンド帝国との確執、アジェンド帝国の内乱、が絡んでいるらしいが、リューン帝国皇太子側も真相が分からない為らしい。
さらに、フェイとアジェンド帝国の神官長の息子キスチェルの前に、15巻でも登場した古(いにしえ)の神が再び現れて警告めいた預言を(主にキスチェルに対して)する。彼女はマルーと名乗り、常に目隠しをしている(未来視をしているらしい)。古の神々は数千年は楽に生きられる、という。
フェイとキスチェルに同行してきた女性護衛騎士クレンシア・カストリスは、再登場したクリスチャン・カストリスがまた提案してきて今度は、サセニア王女の為ならここを出るリューン帝国の連中も知らない非常口を教えるともいう。※要するにカストリス家という同門だが主人がフェイ、セヌーの異母姉妹各々に分かれている、微妙な関係らしい。
一方、アジェンド帝国側では、「엘세스 마이아(エルセス・マイア)アジェンド帝国・オレン王国女王、衛星都市キフレンの王女」は王国審判官エルフェルンと、ウェイ王国のレイラン王女とうまく取引(脅迫?)して拘束を解かれた。
そして、サセニア王女(セヌー)の方から、フェイ達の到来を聞くや直ぐに会いに来た。
※巻末の解説ページは「リューン帝国」について、例によって色々解説されているがフラシアンとなった古の神々と民が異世界に通じる門を開いて大量移動した場所。ウン家はその最有力者だった一族の末裔であり、本編に登場している神マルの異父兄が、現ウン家の祖先ということらしい、ああどんどんややこしくなっていく・・・。

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2019年7月 7日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190707)

Sori4「대답하세요!  프라임 미니스터(お答えください!プライムミニスター=総理)」4巻。임주연(イム・チュヨン)。大元CI。3巻の記事はこちら
3巻の記事に付けた感想を再掲する⇒※どうやらこの漫画は、愛と政治を無関係にはしないが、全てが政治性を帯びながらプライベートに政治対立を持ち込まないし、同性愛も含めた現代社会のマイノリティ問題を理想的に克服しつつある世界観と言ってよさそうだ。BLに留まらない、大人のエンターテインメントに仕上がることを期待している。
と書いておいたが、このプライベートと政治ドラマの「せめぎあい」がタイトに迫ってくる。今回はエピソードは、主人公、首相のベンジャミン・ノエルの母、オペラ歌手のレオノーラ・ノエルと家の財政を在米で仕切る、ノエルの妹、エルウィン・ノエルが登場。ベンジャミン・ノエルの両親の出会いから始まり、ノエルの実家で女王陛下とノエルとトーマス・カーディナル労働党党首の乗馬。そして馬小屋でベンジャミンとカーディナルのセックス。並行してベンジャミンの秘書、マリーズ・リューが首相宅で盗聴装置発見。以前に出た保安責任者はベンジャミン自ら処分。ヘレン前首相、共和党党主の地元選挙区、つまり共和党の票田にトマス・カーディナルが乗り込み、そのカリスマ的魅力で一日で地元有権者の心をつかみ、補欠選挙で労働党候補当選。一方でベンジャミンは、トマスと対立して労働党を離脱した女性議員レティシア・スウィフトを単身で訪問「来年総選挙でトマスを撃つ狙撃手」として説得、共和党に入党させる。
さらに一方で(笑)、レオノーラ・ノエルはトマスに、息子ベンジャミンの天性の人に好かれようとする才能が両刃の剣である=自分の受ける愛の代償に他者を不幸にしかねないことを語る、だから家を守ることはエルウィンに任せたのだというのだ。※今後への心理的伏線か?
補欠選挙結果の出た夜、トマスはベンジャミンに、「あなたとの契約は終わりにしてほしい」という言い回しで二人の恋の終わりを宣言するのだが・・・。
※本当に、いつもながらおなか一杯になるようなエピソード群だが、この作者の軽妙洒脱なタッチでスムーズに展開するのだ。しかも作者後記漫画で
『ようやくここまで来たが、ここからが本当の始まりです』と或いはクライマックスか?と思った読者に対して実に意欲的な宣言。



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2019年6月12日 (水)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190612)

Concours11「더 콩쿠르 the concours (ザ・コンクール)」11巻。정설화(チョン・ソルファ)作。ソウル文化社。10巻の記事はこちら。フランス仕込みの新鋭の韓国青春漫画。
最終審査に残った3人は、アン・ホギョン、ソン・ウィジュ、チョン・シャオ。しかし10巻で、主人公の高校生안호경(アン・ホギョン)のヴァイオリンをチラ見した、胡散臭いヴァイオリンコレクターが、裏で図った。取材記者がコンクール主催者ダンカン・オーヘイの関係者がホギョンにヴァイオリン貸与、つまり便宜を図ったと騒ぎ立てた。これがバイオリン工房のイ・ヒャンギを指している訳だ。ヒャンギはコンクール優勝者に提供されるヴァイオリンの前の所有者である故人チェギョンの実妹だからだ。
審査員は、これは審査に影響はないと判断したが、次回のホギョンに、このヴァイオリン貸与は禁じると発表した。
これで困ったホギョンの前に再び、このコレクターが現れ、ヴァイオリン貸与先を世話しようと提案してきたのだ。※これが狙いだったらしい。読者から見ると、不穏なところだが、結果的にホギョンに貸与業者を紹介してくれたのは彼の師匠だった。
※サブエピソードとしては、その他の競演者、挑発的なドナ・レボは演奏中、観客を本当に挑発して「魅」せる。天才肌のアントン・ローゼンウィーラーは楽しそうだし実力は最高だが余りにマイペースでオーケストラとの共演に不向き。ソン・ウィジュは全身汗だくで腕の激痛に苦しみ耐えながら、スーツの上着すら腕への負担とばかり脱ぎ捨て演奏を全うする。だが、イ・ヒャンギは「私は愛する人達の力にすらなれない」と失意から立ち直れないまま・・・。



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2019年6月 9日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190609)

Simuchon12「심청(「沈清」=シムチョン)」第12巻。完結。イ・ソヨン(이소영)作。タイトルは、韓国では誰でも知ってる儒教道徳説話「沈清伝」の主人公の名前。親孝行娘の代名詞。内容は日本語でも直ぐ調べられる。11巻の記事はこちら
11巻で、スウが自分の血をつけたかんざしでイアン=ヘユンを刺す。すると龍の鱗の甲冑が消え失せた。だが目覚めたヘユンは「ソル、あなたは言ったな、香炉は私(=ヘユン)のものだと」
しかし、ソルはまだ香炉をヘユンに渡す訳にはいかない。ソルもヘユンも龍の力で世界を自分の足元にひれ伏せさせたい。
スウが今度は、イアン=ヘユンの身を庇う。それを見てシムチョンが今度はためらわず投げつけた龍の剣がスウとイアン=ヘユンを串刺しにした。さらに現れた西海龍王が剣を引き抜き、ソルを刺す。
これでソルは止めをさせるが、イアン=ヘユンは、スウの血が注ぎ込まれたので、ヘユンは死んでもイアンはまた再生できるというのだ。
後日イアンは目覚めたが、シムチョンは父親を捜すこと、北海龍王の娘の転生として龍と李王との盟約を結ばねばならず、西海龍王の力でもう一度時間を跳ぶ、だが、父にはどうしても会えない、ソルが死ぬ直前、そういう絶対に解けない呪いをかけたのだ。龍の力に目覚め転生を繰り返してシムチョンの前に現れた李王は、シムチョンの中に残る龍の力で最後の一度、自分の戻りたい時を選び跳べと促す。
シムチョンの深層心理(?)が選んだのは、物語の一番最初、父親と別れる前、龍王のいけにえになる前だった。
今度は道を決して誤らない、そう決意してシムチョンは行動を開始する。旅中の李王に出会い、悪の花の種子をその体内から取り除き、再び縁がイアンと出会わせ、お互いの愛を確かめ、再び旅立ち、蓮の花に乗り、間違いなく東海龍王の使いとして李王の前に現れ、西海龍王を公然と人々の面前に呼び込み、白昼堂々と人と龍の交渉が始まるのだ。
※以下シムチョンの独白を拙訳で抄訳を試みてみる「敵は隠れている時が強い。だが既に姿を現した敵はもう恐ろしい存在ではない。ソル、あなたが付け入るスキはもうどこにもない」「今度こそ完全な勝利の戦いが始まる」(完結)
※種々、論理と呪術のアクロバットな展開合戦だったが、シムチョンの知恵と勇気と自由を巡る戦いを活写したといっていいだろう。作者イ・ソヨンの今後のさらなる新作を期待しよう。

 

 

 

 

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2019年6月 1日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190601)

Crosstheline「cross the line(크로스 더 라인)」1巻。ソウルメディアコミックス刊。허윤미(ホ・ユンミ)作。
※うかつなことに全然気づかなかったが、「ソウル文化社」はいつの間にか「ソウルメディアコミックス」に社名変更していたらしい。
※「당신만의 앨리스(あなただけのアリス)」のホ・ユンミの新作。
尊属殺人での服役を終えて出所してきた女性、은하연(ウン・ハヨン)は、教導所(刑務所)前でいきなり拉致された。さらった連中は大手サラ金会社で12年前の両親の債務の支払いを引き継ぐことを求めてきたのだが、裏社会の組織でもあるらしい。しかし、この連中、人のいいところもあって、彼女の不幸を憐れんでか、別に何かを課したり強制することもなく、表紙に描かれている、組織の、強面のまだ若い常務が自分のマンションにウン・ハヨンを住まわせ、秘書以下部下達が面倒を見始める。まだ登場人物の因縁、背景は不明。
この連中がハヨンの身の回りの世話をする場面はコメディだが、挿入されるハヨンの過去は、幼女時代からの親のネグレクト、虐待シーンがリアルで実に痛い。作者の後記によると、今まで時代劇が続いていたが初の現代劇連載で、ヒロインを再起不能な不幸のどん底から始める、と張り切って抱負を語っている。
※この手の話のお約束は、このクールな常務の内なる愛で彼女は幸せになる、という展開の筈だが、どうなるか、注目。


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2019年5月25日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190525)

Tiara16「Tiara(ティアラ)」16巻。原作이윤희(イ・ユニ)。漫画카라(カラ)。ソウル文化社。15巻の記事はこちら.
※この作品の感想にはいつものことだが次から次へと新ネタと伏線が頻出するので要約に苦労する。
15巻に登場したクリスチャン・カストリスの提案は、この状況では、ここ衛星都市キフレンの魔法陣は既に警護されて利用することは出来ない、だからアジェンド帝国の帝都にあるという伝説の「ロストチルドレン」だけが使える秘密の通路でリューン帝国に向かえ、そこまでの追手は妨いでやるというものだった。
長い一夜の騒乱は続く、フェイロン国王(アキ(アーケランス)第二王子の兄アーセルス)と王国審判官エルフェルンは、「엘세스 마이아(エルセス・マイア)アジェンド帝国・オレン王国女王、衛星都市キフレンの王女」を拘束するのに手を焼き、アジェンド帝国の神官長の息子キスチェルは、ここで初登場したキスチェルの父親、文字通りの帝国神官長と遭遇。秘密の通路はごく限られた成人した神官のみが知る場所、通称フラシアンの墓碑、神々が眠る渓谷だと教えられる。アーセルスによって拘束されたアキは、14巻に登場した、ウェイ王国のレイラン王女に助けられて脱出を図る。
教えられた谷に向かったキスチェルとフェイは、古の神(※ある程度14巻に解説されている)が現れ(※キスチェルのモノローグに寄ればフェイのロストチルドレンの力が古の神を発動させた?)何やら伏線めいた預言をして消えた、条件は整ったらしい、扉は開かれ、フェイ達はそこに入ってゆく。
追手のアーセルス国王達も神官に強制してこの場所に来たが、門をくぐろうとした途端衝撃を受けて失神、追跡を断念した。
そしてフェイ達はリューン帝国の砂漠地帯に出現したところで続く。
※巻末の解説ページは「王国審判官」について。アジェンド帝国王族は長い歴史と強大な実権を有するので、王国審判官もこの王権を牽制するために大規模な法律と組織と権限、実力を持っているとのこと。



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2019年4月 5日 (金)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190405)

  • 「無明記(무명기)」第11巻。윤지운(ユン・チウン)作。大元CI。10巻の記事はこちら
    절 (=チョル=絶)先生と呼ばれる医師。身の回りの世話をしている侍女は풍원(プンウォン)漢字は、風園または豊園。先生の昔馴染らしい男、無盡(ムジン) 三人を中心とした中華圏時代劇奇談集。
    ※チョル先生とムジンの回想記がまだまだ続く。相変わらずセリフが難しくて、実際の歴史に基づいた描写か、全くのフィクションか私の読解力ではわからない。
    ムジン兄弟の要請で、日々亡父の妾の体調を管理することになったチョルと妾の葛藤は続く。
    ここに作者ユン・チウンの卓越した心理描写と優れた漫画技巧が冴える。
    彼女は美しく兄弟前でのしおらしい態度と異なり、彼女の真意を疑うチョルの前で取り繕う様子はない。むしろ積極的に語りだした。最初にムジン兄弟の父から逃亡をしようとした時、罰として両足の腱を切られた、惨い話だが、すると彼を挑発して、彼女の夫を殺させて復讐した。しかし一方で、チョルが彼女を診るようになってからも時々亡き夫の悪夢を見て苦しむ。
    したたかなようだが具体的な野心を燃やしてみせる訳でもない。そうこうしているうちにムジンが彼女と寝てしまった。
    まだまだこのムジンとチョル先生の回想は続くようだが、この女性の複雑な人間像にこそ精彩がある。

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2019年3月17日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190317)

Hanagatiredo3_2「花が散れども」3巻。송 하(ソン・ハ)作。大元CI。2巻の記事はこちら
王ラアンの「巡礼」(※私は行脚と書いてきたが、作中で「巡礼」と表現された)の旅程が半ばに差し掛かり、ラアンの生まれ故郷に入ったところで、ラアンの足に凍傷が出た。そこで一人になってラアンが自分の生き神としての能力を試す場面が描かれた。足元の雪が解け、花が咲いたが、あくまで足元と周辺だけで、ラアンは酷く消耗したようだ。
戻ってきた、というより大気の変化を感じ取ったイノク達が迎えに行ったラアンの体調を見て取った侍従長サンホ(※3巻の表紙の人物)は、巡礼中止を強行に進言したらしい。
これが決定、連絡が伝わると、護衛の兵士から民、首都ウンホで待つ神官達まで激しく動揺した。
首都に戻るとイノクはラアン直属の護衛になったことでサンホを通じて宮中の今まで縁のなかった部署にも出入りする。少数の臣下達で色々技術を研究しているラアンの直属部署だった。
※つまりラアンの生き神としての力に頼らない方向性をラアン自身が模索しているということだ。
さらにイノクは、ラアン自ら国外から取り寄せた書物を読み解こうとしていることも知る。書を見たイノクは、自分はこれを読める、訳せると明言するのだった。
※ラアンとイノクが親密になっていく展開と共に、この国オンランがまだ交易規模が小さい、識字率も高くないことが伺える。但し作者の後書き漫画によるとオンランでは性別に関係なく結婚するのが自然なことだそうだ。
一方民の間でも動きがある。天体観測などの技術や知識を独自に国外から入手、学んだ人々が何かオンランの気象状況の危機を知ったらしい。
※どうやらこの作品は王権神授国家の終焉を自然と人心の変化の両面から描く群像劇となりそうだ。まだ地味だが今後の展開が期待される。

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2019年3月 9日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20190309)

Lovelyugly3「러블리 어글리(Lovely Ugly)」3巻。이시영(イ・シヨン)作。大元CI。2巻の記事はここ
ヒロイン、イ・ルナが見る人物相関図では、なぜルナには「Lovely」シ・ナモンには「Ugly」なのか、は不明なまま。今巻ではこの相関図も控えめ。オーソドックスにカップルのいちゃつき描写が続く。
先ずナモンは戸惑うルナを余裕たっぷりに丁寧に口説いていく。
次は、ジュ・エリと張り合っている女が彼を連れてハロウィンパーティに行くと聞いて、ルナはカップルマネージャー失敗の挽回とばかりに、エリに相棒のマ・ルハンを連れていけ、と強硬に勧める。ルハンも2巻でエリを本気で口説いていただけに、自ら積極的にエリにアピール。エリもまんざらではなさそうで、ルハンを連れて行くと、ルハンはアドリブで大活躍。
そして次のエピソードではシ・ナモンの女性関係の痛い思い出が描かれた。それが終わると今のルナとナモンがいちゃついているところに、その昔の女がインターホンに現れた、というところで続く。
※という訳?で、次はサイコな修羅場か、ユニークな実験的描写?「人物相関図」はどうなるのか?オーソドックスなラブコメに路線変更か?と、ストーリーそのものより表現手法に私の関心は向いている。

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