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2008年8月 8日 (金)

物語感想:マギーの山[追記]

5分で読めるシンプル且つ美しい無償の愛の物語が30年以上前に存在した。
「マギーの山」 下記参照。
http://www.takadanaoki.com/log/omnibus/magy/eid42.html 

[追記]
この物語を私は実際に学習誌に掲載された時、読んでいた。私も小学四年生だった(但し、掲載誌は学研の「学習」だったつもりでずっといたのだが、記憶はウソをつくものだし、現時点では確認できていない)。当然登山の実際など想像もできないような年齢だった。
それでも、何故かよく覚えている。子供心に、このシンプルな構成=ランプの灯りによる想いの表現、思い出を語る名も無く貧しい老人の姿=に奇跡を生み出す力にもなる愛の純粋さ、歳月の重みを教えられたような気がする。その意味で真に、子供に伝えるべきものを伝えられる物語だった。
今回、ふと思い出して気まぐれに検索してみたら、上記サイトを見つけた。そして、オンライン古書店で、この原典である、ピクソールの「山頂の燈火」を探してみたら、作者の著書は見つけられなかったが、収録されている本を見つけて購入した。
書名「青春の氷河」という翻訳山岳小説集で、妹尾韶夫・訳、朋文堂。奥付によると昭和十七年三月二十日発行。
すっかり茶色くなった古書を手にとって、改めて三十年振りに読み直してみた。いい気分だ。

 

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