世田谷文学館 「旅する絵描き いせひでこ」展を観た
寒いけれど晴れて明るくなったので、配偶者とぶらりと行ってみた。てっきり知らない絵本作家かと思っていたら松谷みよ子の「アカネちゃん」の本の挿絵を描いた方だったか。行き当たりばったりに迷い旅する画家だそうだ。地図に頼らず迷う、いいねえ、好きだねえ、そういうの。
観れば観る程、言葉を忘れていった。孤独と寂寥感漂う街と人のスケッチのような世界に、名もなき人々の暖かい心の交流の灯が点る。街の中に「製本」や「木」の水彩の淡い青や緑や茶がなんと鮮やかな精彩を放ち始めていくのか。
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